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ハイスクールD×D混沌竜のドラゴンスレイヤー来る!!
第8話 修行といえば山篭り
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つけて魔獣の群れから逃げ切るのに比べれば本当に楽なものだ。
 そう思いながらイッセーと部長の二人を見ていた。





「うおおおお!美味ぇぇぇ!マジで美味い!」

「うまい!ウマイ!美味いぞぉぉぉ!!」

 今日一日の修行を終え、俺たちは夕食を食べている。
 材料は全部この山でとれた物だ。

「あらあら。おかわりもあるからたくさん食べてくださいね」

「おかわり!」

 朱乃さんがそう言うので俺は御変わりを頼んだ。朱乃さんは笑顔で茶碗をうけとりご飯をよそってくれた。
 他を見ると、子猫も俺と同じくらい食べているし、イッセーはアーシアが作ったスープでアーシアと会話をしていた。

「さて、イッセー。今日一日修行してみてどうだったかしら?」

 お茶を飲んでいた部長がイッセーに訊いてくる。

「・・・・・・俺が一番弱かったです」

「そうね。それは確実ね。朱乃、祐斗、子猫はゲームの経験がなくても実戦経験が豊富だから、感じをつかめば戦えるでしょう。ジオに関しても太古の魔法(エンシェント・スペル)の使い手だけあってかなり強いわ。だけどあなたとアーシアは実戦経験が皆無に等しいわ。それでもアーシアの回復、あなたのブーステッド・ギアは無視できない。相手もそれは理解しているはず、最低でも相手から逃げるくらいの力が欲しいわ」

「逃げるって・・・・・。そんなに難しいんですか?」

 イッセーがそんなあたり前のことを聞くので、俺は話しに割ってはいった。

「に「あたり前だろ!イッセー、逃げるのも戦略の一つなんだぞ。強者を相手に逃げるのがどれだけ大変かおまえは全然解ってない。おまえが背を向けて逃げても格好の的にしかならないんだよ。逃げるにしてもそれ相応の実力が無いと駄目なんだよ。―――ふぅ、すいません。部長話に割り込んで」・・・・・・別にいいわ。私の言いたいこと全部言ってくれたし」

 俺はイッセーの一言と現状の実力を考え、決意した。

「部長、イッセーの訓練。俺に任してくれませんか?」

「どういこと?ジオ」

 部長が訊いてくる。俺はイッセーを一瞥してから部長に話した。

「部長、今のままじゃイッセーは強くなれてもゲームには勝てないでしょう。「ジオ!おまえ――」話は最後まで聞け!」

 イッセーが突っかかってきたので、イッセーを黙らせ話を続けた。

「イッセーの神器(セイクリッド・ギア)赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)は赤龍帝、竜の力、なら同じ竜の力を使う俺ならその力を引き出せます」

「ほっ本当か、ジオ。俺強くなれるのか!?」

 イッセーがすぐにくいついてきた。俺はイッセーの顔を見ながら言った。

「イッセー、俺たちのようにドラゴンの力を扱うには確かに部長た
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