暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D混沌竜のドラゴンスレイヤー来る!!
第8話 修行といえば山篭り
[2/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
性もあって速い。

「ジオくん。次は君の番だよ」

 そう言い、祐斗は木刀をわたしてくる。その横でイッセーが倒れている。

「おう、よろしく」

 俺はわたされた木刀を片手に持ち、構えた。

「祐斗、俺は剣術の心得ないから俺のやり方でいくぞ」

「べつにいいよ。僕としては君の実力も気になるし」

 返事を聞いた俺は祐斗に突っ込み、木刀を横切りに振った。
 祐斗は予想どうり、あっさり避けて背後に回ってきた。そのまま木刀を俺の背中に振り下ろす。

「オラッ!」

バシッ。

「なっ!」

 俺は瞬間に背後を向き、木刀を振り下ろす祐斗の腕を掴んだ。
 祐斗は予想外だったためか、一瞬硬直した。
 それを見逃さず、そのまま祐斗を掴んだまま一本背負いの要領で地面に叩きつけた。

ドンッ。

「かはっ!?」

 地面に叩きつけられた祐斗はあまりの衝撃で咳き込んだ。
 俺はそんな祐斗の顔に木刀を突きつけた。

「俺の勝ちだな」

「――僕の負けだね」

 倒れている祐斗に手を差し出す。祐斗も手を掴み起き上がった。

「まさか、あそこから反応するなんてね。驚いたよ」

「なあに、あのぐらいならたいした事ないさ」

「まだ人間のきみにそう言われると自信なくすな」

 そのあとも祐斗との訓練を続けた。イッセーは祐斗にやられぱっなしだった。





レッスン2 朱乃さんとの魔力修行



「そうじゃないのよ。魔力は体全体を覆うオーラから流れるように集めるのですよ。意識を集中させて、魔力の波動をかんじるのですわ」

 イッセーとアーシアは朱乃さんの説明を聞き、魔力をだそうとしている。
 イッセーは「ぐぬぬぬぬ」と唸っているが全然でない。

「できました!」

 逆にアーシアは緑色の淡いソフトボール大の魔力の塊を手のひら作り出していた。

「あらあら。やっぱりアーシアちゃんは魔力の才能があるかもしれませんわね」

 朱乃さんに褒められ、頬を赤く染めるアーシア。
 イッセーもなんとか魔力の球体を作り出せたが、米粒程度だった。
 俺はそれを見てケラケラ笑った。

「ジオ、おまえも見てないでやってみろ!」

 イッセーがそう言ってくるので俺は手のひらにバスケットボールサイズの純黒色の魔力の球体を作った。
 それを見てイッセーは固まり、アーシアは驚いていた。朱乃さんだけは笑顔のままだったけど。

「あのな〜イッセー。俺は太古の魔法(エンシェント・スペル)の使い手だぞ、これくらいできてあたりまえだ」

「すごいです!ジオさん」

「うふふふ、さすがですわね」

「っくそ〜、俺だって〜〜!」

 それからイッセーは朱乃さんからの
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ