第44話 寺子屋へ行こう
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通り越して大馬鹿と一緒に勉学するってんだからよぉ」
まるで嘆いているかの様に語りだす大五郎。明らかに雰囲気が違う。
本来ならば即座に切れて襲い掛かる筈のヴィータでさえ、突然変異した大五郎に驚いてそんな事すら忘れ去っている程でもあったのだから。
「と、とにかくや! これから私等は皆で仲良く勉学をするんやし、喧嘩はこれ位にして仲良くしようや。なっ?」
「う、はやてがそう言うなら……そうする」
何はともあれはやての一言でヴィータもすごすごと引き下がる事となった。騎士である以上主の命を無視する訳にはいかない。そこら辺はヴィータでも弁えているつもりのようだ。
「宜しく頼むぜ。三馬鹿トリオさん達よ」
「さ、三馬鹿ああああああぁぁぁぁ!」
何故かはやてまでもが馬鹿扱いされてしまった事に当のはやても含めて三人が大声を上げて驚きだす。
どうやら、今日の騒ぎのせいでなのは、はやて、ヴィータの三名は皆「馬鹿」の称号をつけられてしまったようだ。
まぁ、はやての場合は完全なとばっちりなのだが。
果たして、三人はこの不名誉な称号を払拭する事が出来るのだろうか?
まぁ、面白いのでずっとこのままでも良かったりするのではあるが。
つづく
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