第5章:導かれし者達…トラブルを抱える
第65話:夜の宿屋の夜は明ける
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酒を飲み交わしながら語ってくれた、自身の娘達の事……
既に結婚してる娘もいれば、ウルフの彼女……マリーの事だが、決まった相手がいながらも、修羅場を迎えてしまった娘の事……
極度のファザコンから、結婚出来るのか不安が残る娘の事など……様々な事を語ってくれた。
リュカや娘達3人を見る限り、将来に不安が残る娘もそれなりに美人なのだろうが、だからと言って安心出来ないのも世の中の不条理なのだろう。
それを考えると、姫様は幸せを手にしている……現在進行形ではあるのだが、大きな幸せに向けて歩んでいるのだ。
ワシが味方にならないでどうするというのだ!?
ただ少し……あと少しだけ、時間を頂きたい。
もう少しでワシも心から姫様の幸せを祝福する事が出来るのだ。
リュカに感謝せねばならんな……苦手な酒を飲んでまで、ワシの心を説き伏せてくれたのだから。二日酔いで大変そうな状態になってまでも、あの二人の事を気遣ってくれたのだから。
それから、今までリュカに感じてた一方的な感情も払拭せねばならないだろう……
ただこっちは、普段の素行が問題だらけだから、割と難しいと今から思う!
ブライSIDE END
(サラン)
リュカSIDE
ジジイを酒で酔わせ、全てを有耶無耶にする作戦は概ね成功を収めた。
ただ俺自身も酒を飲まねばならなくなったのは不愉快だった。
でも、俺も娘達の事で少しは苦労してるんだぞって愚痴る事で、多少は発散出来たので良しとしよう!
部屋に戻ると、美女3人が幸せな未来の事を語り合い、笑顔で俺の事を迎え入れてくれた。
遂に念願の4P開始かと胸を高鳴らせたのだが、夜も大分遅く俺が酔っ払ってると言う事で話は纏まり、3人とも自分の部屋(シスター・パメラは教会の部屋)に帰ってしまった。
色々と大変な事が盛りだくさんで、いざハッスルハッスルって感じだったのに、肩透かしを食らったみたいでションボリックシンドロームだよ!
『何だよ“ションボリックシンドローム”って!?』って感じに誰かツッコめよ!
まぁ無意味なボケツッコミを心の中で行ってもしょうがないので、俺はウサギを求めエンドールまでルーラする。
お陰で今朝は、寝不足が酷くテンションだだ落ち!
ブライが開口一番「済まんな……酒が苦手なのに付き合わせてしまって」って謝ってきた……
真実は違うのだけど、説明が面倒臭いし女を求めてエンドールまで行ったと聞けば、また激怒されそうなので黙っておく事にする。
知らなくて良い事ってあるよね(笑)
その後も、昨晩騒動を巻き起こした連中が俺に目で挨拶をしてきた。
きっと俺のテンションの低さが、飲めない酒の所為なのだと思ってるのだろう……
それの証拠に、ライアンが「言っておきますが、私は昨晩より以前から童貞で
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