転生×覚醒×襲撃A
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「お前の腕を切り落とした奴は?」
「恐ろしく速い餓鬼だ。しかも、俺の防御をあっさりと抜いてきやがった」
さっきの予感はソイツのせいか。
「なら、二人は殺されたな」
「フィンクス、どういう事だ?」
「その餓鬼が集落を焼きながら、接近してきてんだ。しかも、ご丁寧にあの数万度だろう金色の炎がこの集落の周りを囲んで、纏めて焼き殺そうとしてやがる」
「それはまずいね」
「だな。耐えれない事は無いだろうが…………」
「確実に奪った品は消滅するな」
盗賊として、それは完全な負だからね。
「もう充分いただいた。この集落の周りが完全に塞がれる前に撤退する。殿はフランクリンとウボォーギンで頼む」
「了解した」
「おうよ!」
「仕方ないから、私は治療してから引いてあげる」
「すまんが頼むぜ!」
「では、行動開始だ」
さて、とっとと仕事をやるとするか。
ユウキ
進むボクの目は盗賊三人を捕らえた。
そして、その一人は糸を使って治療しているみたいだ…………それも念糸みたい。
だから、ボクは便利そうな念糸を素早く覚えた。
「闇より来たりて我が力となれ」
魔法を詠唱し、ノワールに闇属性を付与して戦場に向かいながらアプソリュート・ゼロで作り出した溶けない氷の槍を上空に大量に作り出して奴等に向かって放った。
「俺の両手は機関銃」
銃口のように改造した両手十指の全てから機関銃のようにオーラの塊(念弾)を連射して氷の槍を迎撃している。
もう一人のは大男は単純に殴って防いでいるし、もう一人の糸使いは逃げたみたいだ。
「コイツがそうか?」
「ああ………間違いないぜ! 本気で戦えそうな強い奴だ、てぇだすんじゃねえぞ!」
「馬鹿野郎、俺達は殿なんだ。援護するに決まってんだろ」
「うるせぇッ! 超破壊拳!」
「ジャンプ」
ボクは上空に飛んで、別の奴等を探す。殿を相手にする必要は無いから…………居た。
「特大なのをお見舞いしてあげる。集え、明星……全てを焼き消す焔となれ! ルシフェリオンブレイカー!」
シュテル先生のを見て覚えた念…………本人曰く魔法…………?。どっちにしてもボクには関係無い。
瞬時に収束されて放たれた三メートルの深紅の奔流は逃げていく一団に向かっていったが、何かに防がれた。
「お前の相手はこっちだ」
「くっ!」
念弾が多数こちらに飛んできたのをジャンプして避けて、念弾を撃ってきた奴の背後から切り裂きに掛かる。
「おらっ!」
「ぐはっ!?」
大男が乱入してきて、ボク
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