転生×覚醒×襲撃A
[3/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
「まぁ、いいだろう。俺から団長に伝えておいてやるよ」
大きな男は、銀髪から二対の緋の目を受け取って、背を向けて去っていく。
「という訳だ。とっとと死でくれ」
「……お前……が……死……ね……」
「ん? 命乞いか?」
ボクはパッシブスキルを全て起動し、コンセントレイト、明鏡止水などのアクティブスキルも起動する。
「跳躍(ジャンプ)」
時空跳躍で、空中に移動し絶と隠密を使用して気配を消して念の翅を作り出し、鷹のように空から獲物目掛けて一気に降下する。
「どこ行きやがった!」
「っ!? 避けなさいウボォーキンっ!」
「ん?」
大男が振り向いてけど、もう遅い。
ボクは加速しながら接近して、身体を捻って全身の力を乗せた抜刀術を放つ。
「ちぃっ!」
大男は声に反応して、飛びのきながら瞬時に念による防御を行った。これにより、軌道がずれたので、仕方無く修正し別の目標を捕らえる。
ボクの剣は大男の緋の目を持っていた腕を切り落とした。だから、そのまま緋の目のケースを掴んで、回転した勢いのまま回し蹴りを大男のお腹に叩き込む。
「ぐっ!?」
大男は吹き飛ばされ、燃えている家の中に消えた。その時に、音の壁を越えた衝撃が二回響いた。
「てめぇ……………」
「大丈夫……………なようね」
「くそがぁぁぁああああああああああああああああああああああ!!!」
家を吹き飛ばしながら大声をあげる大男を冷めた眼で見詰め、ケースについていた腕を遠くにおもいっきり放り投げた。
「ぜってぇ……………殺してやる!」
「やめろ。こいつは俺の獲物だ」
「そうよ。それに、貴方はとっとと腕を拾って糸使いのお嬢ちゃんに治して来て貰いなさい」
「ふざけ・・・・・・・表」
銀髪がコインをどこからか取り出して投げた。それを観た大男が即座に答える。
「裏だ」
「ベレイドの勝ちね」
「ちっ、しゃぁねぇな……………その代わり、確実に殺しておけよ」
「ああ」
向こうが何かを話している間に、ボクは緋の目をケースから取り出して、お父さんの念で異空間に繋げた懐に仕舞う。
「後で弔ってあげるから……………少し、待ってて」
「さて、二人でいく?」
「まさか……………俺だけでやるぜ」
剣に纏った炎を増大させて斬りかかって来る男。
ボクは自ら進んでその剣に自分の剣を合わせつつ、半歩進んで剣の軌道を変えて威力を後方に流す。
「へっ、無駄だぜっ!」
男の炎が剣から私に燃え移ろうとしてくる。
「アプソリュート・ゼロ」
「なっ、なんだこれはっ!?」
ボクはエナの念能力を使って炎諸共、男のま
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ