魔法先生ネギま!
0368話
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はマクギネスに預けてあり、受け取るのは転移した後だ。
ちなみに、今回の魔法世界への旅行に際してあやか達4人はエヴァから指輪型の魔法発動体を受け取っている。その性能はネギが貰ったものより数段下らしいが、まだまだ魔法使いとしては初心者の4人にとっては十分な性能を持っている代物だ。
魔法発動体は持っていかれたが、幸い俺には空間倉庫がある。あの中には初心者用の杖が数本入っているし、銃や爆弾といった火器もそれなりの数がある。……もっとも、余り多くの人の目のある場所で使いたくはない手段だが俺達の安全を考えた場合は躊躇っている暇は無いだろう。
そんな風に考えていると、いつの間にか俺の近くへと来ていた円が首を傾げている。
「あれ? これって鐘の音?」
確かに円の言う通り、周囲にはカラーン、カラーンという鐘の音のようなものが聞こえて来る。
「アクセル君、そろそろ時間だって」
「分かった。すぐに行く」
呼びに来たネギにそう返事をし、食事をしていた面々もそれらを片付けてストーンサークルの中心地へと移動する。
そして、ストーンサークルを中心として地面が光り出し……
「おいっ、これ本当に大丈夫なんだよな!?」
長谷川のそんな声が聞こえると共に地面の光がより強く、空中に複数の魔法陣が展開され……気が付いた時には既にどこかの建物の中へと転移が完了していた。
にしても、ストーンサークルで転移とかだとどうしてもアインストを連想させるな。
そんな風に思いつつ、周囲を見回すと丸い円盤状のような場所が通路で繋がれているという不思議な作りの建物の中に俺達はいた。
「ネギ君、アクセル君。まずは貴方達の荷物の受け取りを」
周囲を見回している俺やネギへとマクギネスがそう声を掛けてくる。
「あ、そうだね。行こう、アクセル君。もし本当に何かの危険があるんなら武器は手元にあった方がいいよ」
「だな」
ネギの言葉に頷き、荷物の引き渡しを行っているカウンターへと向かう。
ちなみに、ネギパーティや俺の従者達の大半はマクギネスから教えて貰った外が見える場所とやらに行っていたりする。
「……アクセル君、まだ嫌な予感は消えない?」
「ああ。と言うか、こっちに来てますます強くなってきているな」
カウンターへと向かう途中の通路でネギと話ながら移動する。
その後は無事カウンターで荷物の受け取りも完了し――まぁ、受付嬢にネギがサインや握手を頼まれたりしてたが――そのまま皆と合流しようとした時にそれは起きた。
「ネギ君、アクセル君! 貴方達のクラスの子達がゲートで密航してこっちに!」
マクギネスが息を切らせて走ってきて、そう告げたのだった。
……おい、警備云々はどうした。ここに入り込めるのは世界
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