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流星のロックマン STARDUST BEGINS
星屑の覚醒
5 紺碧の闇
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斗は森に入った。
添えられた地図を見ながら真っ暗な森を歩いていた。
まるで抜け殻のような状態でありながら足がすくんだ。
暗闇が怖かった。
木々が風で靡くだけで思わず飛び上がりそうになった。
もう既に30分以上も歩き続けている。
GPSも使わずにただ真っ直ぐに歩き続けてた。
もはや月明かりだけが頼りだった。

「...ここか....」

森を抜けた。
というよりは森の中で唯一、木々が無く、人工的な建造物があった。
教会のような建物だ。
白塗りの壁に天辺には十字架。
彩斗はそのまま教会のドアを叩いた。
迷える子羊が救いを求めるように、藁にもすがる思いで力の篭っていない拳で木製のドアをノックする。
するとドアは自然に開いた。

「.....」

彩斗は教会に入った。
中は明かりはなく、天窓の月明かり以外の光源はない。
赤いカーペットが広がり、オルガンが設置されている。
人の気配はない。
だが引き返そうと思った矢先に、人の気配を感じた。

「!?」

教会のカーテンやオルガンの裏から黒いマントに身を包んだ者たちが合計で4名現れた。
徐々に彩斗に近づいてくる。
2人が彩斗の入ってきた扉を閉じると、奥の扉からもう1人現れた。

「...君たちが僕を呼んだのか?この手紙を...」

彩斗は手紙を出した。
彩斗の心中を察して、この集団は誘いをかけてきた。
この謎の集団が、自分に何らかの救いを施そうとしているのだった。

『よく来た。我らが同志』

黒マントで一番、特徴的な青いバイザーをつけた男が話しかけてきた。
声はボイスチェンジャーのようなもので変えられている。
不気味な声で思わず震えが襲ってきた。
だが動揺を顔に出さず、返事した。

「僕が...君たちの同志?」
『その通りだ。君のことは調べた。この腐りきった街で数々の屈辱を受け、正しい行いが認められずに友人を失いかけている。そして...この街に正しい正義の行使が行われることのないこの街に絶望している』
「...じゃあ、僕のことを全て知っているのか?」
『然り。君はディーラーに育てられ、人あらざる能力を身につけている。その力があれば、正義を行使できるにも関わらず、恐怖に囚われている。さぁ、話すがいい。ここに来た目的を、望みを自分の言葉で語るのだ』

彩斗は自分のことを知っていることからディーラーの関係者の筋を疑った。
だがすぐにそれは消えた。
ディーラーの人間でも自分の心中までは見通すことは出来ない。
彩斗は深呼吸してから口を開いた。

「...望みは...恐怖を克服する手段。街の司法がまともに働かない上、働いても腐った連中が図に乗る繰り返し...それを断ち切り、自らの手で復讐する手段」

彩斗はまるで目の
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