第三十八話 夏の巫女その十一
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驚く四人に笑顔で話した、そしてだった。
自分のマヨネーズ醤油で鰹のタタキを食べて話した。
「じゃあね」
「こだわることはないのね」
琴乃も納得した顔で言う。
「じゃあ食べて飲んで明日から」
「読書感想文書くのね」
「宿題は全部終わらせないとね」
こう里香に返す。
「二学期を快く迎えないと」
「駄目よね」
「ええ、だからね」
読書感想文を終わらせようというのだ、こう話してだった。
琴乃はあらためて読書感想文について考えた、それで出した作品は。
「美食倶楽部ね」
「それにするのね」
「うん、読んでみるね。何か普通に読書感想文にする作品じゃないと思うけれど」
タイトルからそう思うにしてもだった、そうして。
琴乃はタタキと酒を楽しみながらこれからのことを考えていた、夏休みの最後の宿題も終わらせると決めていた。
第三十八話 完
2013・6・13
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