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ニュルンベルグのマイスタージンガー
第三幕その七
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実らせ」
「そう、そうしてです」
「風に快き枝を生やし人を誘う大樹あり」
「同じ音で終わっていませんでした」
 ザックスの指摘は少し厳しい。
「マイスタージンガー達はそれを嫌うのです」
「そのようですね」
 これは昨日のことで少しわかってはいた。
「ですがハンス=ザックスは教えられます」
「音のことをですね」
「春にはそうあってよいのでしょう」
 こう語るのだ。

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