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IS 〈インフィニット・ストラトス〉×トリコ 食を探求する夏の毒!
問答
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「よおし!上がったものからドンドン持ってけぇ!!」
「ヴォルカニックパスタのお代わり要求が来てます!」
「ぁああ!?これで何杯目だよ!?おい鈴!!お前だけでどれだけヴォルカニックパスタ食う気だごらぁ!!自重しやがれ!!」
「・・・まるで戦場ですね・・・」

モニカは食堂で行われている一夏の調理の様子を見学しながら、素直な感想を述べた。一夏は絶えず忙しなく動き続けており同時平行に幾つものの作業を行っている。その様子はまるで一夏が分身して幻のように見えてくる。これが一夏の持つ幻影の料理人の由来となったもの。余りの超スピードで超スピードで複数の調理をするので幻影のように見える為に幻影と呼ばれるようになった。

「何かお手伝いしますか?」
「いいやいい!っていうかこの作業はあんた捌ける自身があるなら良いぞ!特殊調理食材とかどんどん捌いてもらうぞ!」
「・・・遠慮しておきます・・・」

一夏は賢明な判断だと言って作業に戻る、そう、一夏が捌いているのは特殊調理食材。専用の技術を習得していないと調理する事は出来ない。流石にモニカは特殊調理食材の知識は限りなく0に近い。そして、漸く一夏が調理場から出てきて椅子に座って、水筒をあけて飲み始める。

「ふぅ・・・まあいい運動になったぜ。調理は下手な運動よりも動くからな」
「そうですか、龍神さん。幾つか聞きたい事があるのですか宜しいですか」
「いいけど?」

一夏は自販機でコーヒーを買いながらそう返した。そしてモニカの隣の席に座る。賑わっていた食堂も既に人は殆どいなかった。居るのは一夏とモニカだけ

「貴方はISをどのような物だと思っていますか?」
「どのようなものね・・・。考えた事もなかったな」

一夏はコーヒーの蓋を開けてゴクゴクと飲み始める。ブラックの強い苦味とコクで目がさえていく。

「俺は正直ISなんてものには興味はない。俺は美味いな飯が食えて良ければいい、この問答の意味は何だ?」

一夏は前半は軽く、友人のような話し方だったか後半は鋭く敵意を発散させるような声質だった。

「特に意味はありません。ISを動かせるものとしての貴方の意見を聞きたかっただけです。殆どの男性はISを嫌うものですから」
「嫌うねぇ・・・だが篠ノ之 束は嫌いだな」

篠ノ之 束が嫌い、この言葉を聞いたときモニカの顔つきが変化した。鋭く、明らかな敵意を一夏へと向けている。

「理由を聞いても・・・?」
「理由ねぇ・・・。そりゃね、自由すぎて常識に囚われていないし自分の興味のない人間以外に全く興味を持たない危険な思想。色々とやば過ぎる、それと生理的に受け付けない。さてと、これで俺とアンタは完全に敵対したな?」
「ええ・・・本当に」

二人は顔を合わせて笑った。だが二人の手にはナイ
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