マジカル☆ウィッチルフェイちゃんアイスフェスティバルを楽しむA
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今日はアイスフェスティバルも目玉であるアイスランが有ります。その為、昨日から楽しみにしていたのですが、目覚めからいい事が有りました。
「ふふふ、今日は10倍くらいですね……」
漲るパワァー(魔力)が身体全体を回っています。これで計画通り、アイスランを楽しめます。
昨日と同じメンバーでアイスランの観覧席へとやってきました。何時も走っている湖の外周に観覧席が作られています。そこには既に数百人の生徒がいました。それに合わせて出店もあります。私達は適当に食料を買い込んで観覧席へと向かいました。
「あ、あそこ空いてるよー!」
「前ですね。これはいいね!」
さくらの声に、エスカが喜びます。この観覧席は学年ごとに場所が決まっています。年齢の低い子供から前に順番にです。もちろん、自由席もあります。
「ここは見やすいね」
「確かにそうですね」
「あっ、選手が出て来た!」
さくらの声に競技が行わる湖を見ると、凍った湖の上で各寮のユニフォームを着た人達が滑って色々と確認しているようです。中には光る玉を持っている人がいます。
「そういえば、詳しい競技内容を知りませんでした」
「アイスランは寮ごとに11人の選手が選ばれて、前半と後半に別れて行われるの。前半と後半、両方に参加できるのはキーパーの人だけ。あの綺麗な宝玉を持ってる人が居るでしょ?」
エリスが教えてくれます。確かにいますね。
「アレですね」
「あの人が持ってる宝玉を奪われたり破壊されると負けなんだ。逆に最後まで届けたらいいの。もちろん、途中でキーパーが入れ変わってもいいし、取りあえず、最後のゴールまで運べば得点になるんだよ」
責任重大ですね。という事は、ゴーレムが妨害用として設置されるんですね。それに加えて5人の術者が護衛につくのですね。
「残り5人はキーパーの道を作ったりするの。湖の上はアイスリングになっているけど、途中の森とかは違うからね。一応、先生が作ったルートもあるけど、そこは敵側も防衛戦力を多く置いているし、最短コースは作った方が良いの」
「それはそうだね」
「後、アイスランはキーパーが箒とかで飛行するのを禁止しているの。あくまでも、地面を移動しろって。もちろん、ジャンプ台とかを利用するのはありだけどね。採点方法は速さ、技術、柔軟性だね」
面白そうです。そういえば、やりたい事の確認を終えていませんでしたね。
「エリスは物知りですね」
「全部このパンフレットに乗ってるね」
「はぅ! さくら、いっちゃ駄目!」
「にゃははは」
「あ、開会式が始まりますよ」
私達は最前列の席で手すりを掴みながら見ています。でも、直ぐにどう
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