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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第135話】
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う織斑先生が言うと、苦笑しつつ頬をかく親父――と。
「自分からも作戦の立案、いいか?時間はあまり取らせませんから」
「……わかりました。では有坂さん、貴方が考えた作戦内容を――」
「すまないな、織斑先生。――では諸君、3Dモデリングされた銀の福音との交戦予想地域のマップを見てくれ」
言うや、3D化された立体マップが机一面に広がる。
それも再現度が高く、旅館花月荘もモデリングされていた。
「この場所がここから約二キロ先の交戦予想地域だ。そしてここが旅館花月荘――まあ見ればわかるな。――肝心の作戦だが、三段構えの波状攻撃による内容だ。まず――」
そう言うと、マップに表示されたマーカー――多分銀の福音だろう。
それの進路予想図が表示されると共にマーカーが動き始めた。
「これが福音の予想進路だ。で、次に此方の第一波だがまずは足の速い機体が先行――この地域で足止めをする」
言って、花月荘からマーカーが出る、それに合わせて福音のマーカーが動き始めた。
「マーカーを見ると解ると思うが、ここは最初に織斑先生が言ったアプローチポイントだ。まずはここで足の速い機体が足止めし、第二波が合流――この第二波には織斑君か、ヒルトのどちらかが入ってるのがベストだ。第一波にも同じ様にヒルトか織斑君を――そして」
第三波であろう三つ目のマーカーが表示される。
「そして第三波、この部隊は足が遅い機体での最後の後詰めを行ってもらう。その前に第一波、又は第二波で仕留める事が出来るのであれば御の字だが――それが駄目な場合の第三波だと思ってくれ。――織斑先生、海上封鎖を海上自衛隊に任せることは出来ないのか?」
そう言って親父は隣で腕を組んで聞いていた織斑先生の方へと顔を振り向ける。
そんな親父の問いに、織斑先生は顔を横に振って――。
「残念ですが、学園上層部の決定ですからね。――それに、政治屋達が了承しないでしょう」
「かぁーっ、相変わらずだな……日本も。――では、どうにかIS一機だけ、美冬か未来ちゃんに機体を貸していただけないか?」
「……何故でしょうか?」
「最後の後詰めの第三波に、まだビーチに残した強化外骨格【クサナギ】を投入するからだ。アイツをフィニッシャーに加えれば作戦成功率は一気に約97%まで跳ね上がる。無しだと確率的に78%――これでも高い方だが、より確実性の高い方が皆も安心するだろ?」
そうウインクする親父に、織斑先生も――。
「……わかりました。何とかご都合がつくように致しましょう。――それに、有坂さんの作戦の方が確実性が高い――恐れ入ります」
「いや、ただの三段構えな作戦ってだけさ。ワッハ
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