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FAIRY TAIL 友と恋の奇跡
第113話 炎の中のマヤ
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マ「ルリ、怒りの角でナデシコに突進!!」

ルリは迫力のある角を前に突き出してナデシコに突進していく。

ナ「火竜の・・・咆哮ッ!!」

フ「ファイアメイク、噴火ッ!!(イラプシャン)」

ナツとフレイの攻撃も加わった見事なコンビネーション攻撃!!

ナデ「フラワーメイク、開花盾ッ!!(ブルームシールド)」

ピンク色の開花した花のような盾で見事なコンビネーション攻撃を防いだっ!!

ナ「くっそ、ぜってぇ〜に当たると思ったのにっ!!」

ハ「あいつ、見た目弱そうだけど中身は強いんだね。」

ハッピー、めちゃくちゃ失礼な事言ってるよ。

フ「1ヶ所で同時に攻撃するのは無理だ。3方向に別れて同時に攻撃しよう。」

ナ「おう!」

マ「OK!」

私はルリから下りて、ドランを呼び出した。

マ「ドラン、私が合図したら、ナツとフレイと一緒に別々の方向から攻撃してね。」

ド「グオ。」

私は優しくドランのお腹をなでる。ふわふわの毛は、まるで子犬のジョンみたい。すると、向こうでナツとフレイが手を振っている。攻撃する合図だ。

マ「ドラン、森の怒り!!」

ド「グオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!」

大気が震えるくらいのドランの雄叫びと攻撃の威力はは凄まじい。それと同時にナツとフレイが、

ナ「火竜の・・・煌炎ッ!!」

フ「ファイアメイク、弓矢ッ!!(アーチェリー)」

同時攻撃が決まった。だが、

ナ&フ「なぁっ!?」

マ&ハ「えぇぇぇぇっ!?」

ド「グオッ!?」

ナデ「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・」

ナデシコは立っていた。もちろん、息切れはしてるし、傷も負ってる。でも、しっかりその場に立っていた。どんだけ体丈夫なのっ!?

フ「今の真正面から食らって立っていられるなんて・・・」

ナ「いかれてるだろっ!?」

ハ「なんか違うよ。」

なぜここで漫才?

ナデ「はぁ、はぁ、昔から、5人姉妹の中で体は丈夫でしたから・・・はぁ、はぁ。」

あ、やっぱり姉妹だったんだ。雰囲気がそっくりだもん。

ナデ「さぁ、はぁ、はぁ、今度はどんな、同時攻撃でくるのですか・・・?はぁ、それとも、今度は私から攻撃しますか・・・?はぁ、はぁ。」

挑発してまで持ち応えるなんて・・・ど、どうしよう、そろそろ私たちの魔力も限界だし・・・その時、私のショーパンのポケットが光りだした。

マ「えっ?な、何ッ!?」

ハ「もしかして、火炎石じゃない!?」

恐る恐るポケットから取り出すと、ハッピーが言ったとおり、光っていたのは火炎石だった。炎のように赤く光っている。次の瞬間、私は赤い光に包まれた。


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