第113話 炎の中のマヤ
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ナ&マ&ハ&フ「ひっろーーーーーっ!!!!」
みんな揃って驚きの歓声を上げる。この屋敷、妖精の尻尾よりも広いんじゃないっ!?
ナ「随分壊しがいがあるギルドだな〜。」
ハ「あい。ストレス発散にもなるね。」
マ&フ「いやいやいや、壊したらダメだからっ!!」
とゆうか、ナツにストレスってあるの?いっつも暴れまくってるからてっきり無いのかと・・・その時、ベンベケベケベケベケベケベン。
ナ「何の音だ?」
フ「三味線じゃないか?」
ベンベケベケベケベケベケベンと三味線を弾きながら、淡いピンク色と黄緑色のグラデーションの着物を着たナデシコが頬を薔薇色に染めて微笑みながら歩み寄ってきた。
ナデ「あ、わわ、わ、ナデシコです。ど、どうぞ、よ、よろしくお願い致します!」
恥ずかしがって噛みながらも礼儀正しく頭を下げる。
ナ「お前が俺たちの相手だな。」
ナデ「あ、はい。お手数掛けますが、よろしくお願い致します。」
ナデシコがゆっくり三味線を置く。
フ「久々にこのメンバーと一緒に戦えるぜ!」
フレイも人間の姿に変わる。
ナデ「そ、それでは、バトルスタートですっ!!」
合図と共に、ナツとフレイが走り出した。
ナ「先手必勝!火竜の・・・鉄拳ッ!!」
フ「ファイアメイク、剣ッ!!(ソード)」
2人とも同時にナデシコに攻撃を仕掛けるが、
ナデ「フラワーメイク、花粉ッ!!(パレン)」
ピンク色の粉が辺りを包み込む。その粉を吸い込んだナツとフレイは、
ナ「ハ、ハ・・・ハァックション!!」
フ「ヘァクッション!!」
くしゃみの連発。
ハ「ナデシコは花の造形魔道士なんだ。」
造形魔法にもいろんな属性があるんだな・・・氷に、木に、炎に、水に、花・・・
ナデ「こ、今度は私から・・・!フラワーメイク、薔薇の庭園ッ!!(ローズガーデン)」
ピンク色の魔法陣から赤やピンクや白の薔薇が伸びてくるって、
マ「こっちに伸びてる〜!!」
あの棘に刺さったら絶対痛い・・・!!あの薔薇を何とかしなくっちゃっ!!でも、どうやって?う〜ん・・・腕組をして考えていると、私の頭の中の豆電球に明かりが点いた。良い事思いついちゃった〜♪
マ「我と契約した者よ、ここに姿を現せっ!!大熊のドラン!シカのルリ!ピィーーーーーーーーーーッ!!」
オレンジ色の魔法陣から、ドランとルリが姿を現した。
マ「ドランは薔薇の花を!ルリは私を乗せてナデシコのところへ!」
ド「グォーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!」
ドランは大きな手を振り回して、爪で薔薇をかきむしっている。私はルリの背中に飛び乗ると、風のような速さでナデシコの正面に。
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