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魔法少女リリカルなのは〜その者の行く末は…………〜
Chapter-3 Third Story~Originally , meeting of those who that you meet does not come ture~
number-22 The beginning of the name of time slip
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は見たが、やはり知り合いの中にはそんな名前の人物はいない。外国系の名前は、燐夜はアリサ・バニングスしか知らない。
ますます目の前にいる少女が誰なのか分からなくなり、混乱し始めてきたが自己紹介してくれたのだから一応返すことにした。
「なんだか良く分からないけど、俺は三桜燐夜。9歳だ」
次の瞬間、金髪ツインテール――――フェイトは固まった。
◯
あの後フェイトと名乗る少女は自分の年も言ってくれた。燐夜より二年遅れて生まれて9歳なのだそうだ。そしてようやく違和感の正体に気付くことが出来た。
燐夜は未来にタイムスリップしていたのだった。二年後の海鳴市へと。
どうしてこんなことが起こっているのだろう。そんな疑問もフェイトが答えてくれた。
どうやら、二年後の燐夜も関わったらしいが、闇の書事件というものがあって、その事件は無事に解決したんだけどその時の副産物的なもので闇の欠片というものが出来たのだそうだ。それで、その欠片が不規則に海鳴市で実体化して燐夜と同じ姿になったのだということだ。
しかも、この件はまた別な問題が絡んできているようで、その闇の書の奥深くに眠っていたシステムU−Dというものが強大な力を持っているそうで、これからそのU−Dの対策を練ろうとしてフェイトが、管理局の次元航空船『アースラ』に転移するところで燐夜にあったということがフェイトから語られたことである。
それでもやはり、燐夜には関係ないことだった。
未来に来たら、それなりに楽しみたいことだってある。どうせ解決したら元の世界に戻ってしまうのは分かっているのだから。だったら、この二年後の海鳴市を満喫した方がいい。そう判断した燐夜は、一緒に行こうというフェイトの提案を断ってどこかにフラッと行こうとしていた。――――それは叶わなかったが。
突然、フェイトと燐夜の足元に緑色の魔法陣が展開された。とっさに範囲外に逃げようとした燐夜であったが、発動の方が早くてフェイトと一緒に転移されてしまった。
いきなりのことに若干慌てている燐夜だが、フェイトが全く動じていないことに軽くショックを受けてようやく落ち着いてきた。
燐夜はどうにかして逃げたい。けれども、地球の軌道上に位置するアースラからは転移ポートを使わなければならない。
今は、艦長を待っているそうだが、この隙に逃げ出したい。叶わないことではあるが。――――なのはがものすごい笑顔で後ろから燐夜を抱きしめているのだから。
こんななのはを見るのは初めてだった燐夜は、フェイトに理由を聞いた。
こちらの世界の燐夜は、闇の書事件の時に姿を消しているということだそうで、しばらく会えないと思っていた矢先にここにいる燐夜――――即ち、二年前の燐夜が来て同じ年齢で
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