第5章:導かれし者達…トラブルを抱える
第63話:夜の宿屋は大劇場
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て叫びだした。
「お前等うるせーんだよ!!」
お前が一番うるさいよ……ってツッコミを入れると、余計混乱するだろうから空気の読める俺は黙ってる。
「夜の宿屋で騒ぎやがって……少しは常識を持て馬鹿野郎!」
何度も言うが、今一番うるさいのは奴だ。
奴の大声で、遠くの犬が反応し遠吠えを上げている。
確かに非常識な事を行っていたので、みんな黙ってシンの説教を受けている……
怒り心頭の者に口答えすると余計厄介だと言う事を知っているのだろう……
みんな黙って叱られている。でも無関係なんだよなぁ……俺。
「キャァーーー!!」「な、何やっとんじゃぁーーー!!」
暫くの間、大人しく説教を受けていたのだが、今夜の大声ナンバー1記録を塗り替える、アリーナの悲鳴と、更に上を行くブライの怒号が聞こえてきた!
「な、何事だ!?」
もう説教に飽き飽きしてた俺は、一大事に駆け付けるフリをして説教から逃げ出し、十中八九アレだろうアリーナ達の下へダッシュした。
きっと凄ー大事になってるだろうから、このまま俺の部屋の出来事が有耶無耶になれば良いなぁ……
リュカSIDE END
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