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IS 〈インフィニット・ストラトス〉×トリコ 食を探求する夏の毒!
歴代最強卒業生登場!!
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。だが周囲を見回して何も見えない。だが一夏にとっては無意味。見聞色の覇気を使って周囲を探ると・・・
「なるほど・・・おい出て来いそこに隠れてる奴。何の目的があって俺を見ていたかは知らないが、俺は黙って監視されるのが嫌いなんだよ。出て来なくても良いが、殺されたくなければ別に良いが?」
一夏はランスとサイズを作ってそれを激しくぶつけさせる。甲高い金属音が周囲に響き渡る。
「(す、素手同士をぶつけ合っているのに金属音がしている!?あの男・・・かなりの手練れという事なのね・・・)申し訳ありません、コソコソと貴方を見ていて。謝罪致します」
そう言いながら出てきたのは美しい女性だった。身長は170ほどで髪は肩まで伸ばしている茶髪。非常に整った容姿をしていて容姿端麗、この言葉が見事に当てはまる女性だ。そして一夏は彼女から天性のカリスマを感じ取った。龍人までとは行かないが、付いて来いと言われれば付いて行けるほどのカリスマ性を感じる。
「謝ってくれるなら俺としては良い。だが何故見ていた」
「学園の中を見ていたらこのアリーナから獣のような強い覇気を感じさせる咆哮がしたので、興味が沸いてきて見れば貴方があの猛獣と戦っていたので邪魔にならないように見学させて頂きました」
「ふ〜ん・・・まあ俺としては見られるのはどうでも良い。気に入らなかったのは隠れていた事だからな。それでアンタは?」
一夏がそう聞くと女性は一歩下がって一夏に頭を下げた。
「名乗るのが遅くなりました。私はモニカ・バイシュタイン、フィンランドの国家代表を務めております」
「国家代表、アンタ随分若いのに国家代表か。大したもんだな」
「と言ってもまだ新米です。代表になったのは最近ですので」
「そうか、知ってるかもしれないが俺は龍神 一夏。国際グルメ機構『IGONEO』第一研究開発所所長を務めてる、宜しくな」
「はい」
そう言って握手する二人、端から見れば仲が良さそうに見える、二人の顔も笑顔だ。が・・・。
「(モニカ・バイシュタイン・・・。確か龍兄が用意してくれた資料の一つにあったな。IS学園卒業生であり、歴代最高成績保持者。座右の銘は『強者には力を、愚者と弱者に力は無用』だったか、完全な実力主義者か。そこらの女尊男卑主義者よりはまともだな)」
「(龍神 一夏、国際グルメ機構『IGONEO』第一研究開発所所長を務めるIGOでも上から3番目の幹部。本人の実力は完全に不明瞭、だけどさっきの戦いで実力のほんの一部は見れた。それでもたぶん1割も出してない筈。そして、世界料理人ランキング3位)」
お互いに相手のことを探り合っていた。
「おっと、もう直ぐ夕食の時間だ。今日は俺が飯作る日だった、モニカもどうだ?」
「ではご一緒させていただきます」
一夏
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