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FAIRY TAIL −伝説の英雄−
第3話・火竜と牛と猿に英雄
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俺の右拳に再び炎が宿る!



「何なのあの魔法!・・・ナツみたいに炎を纏ったりしてるけど・・・」

「あれは滅竜魔法とは全く違う・・・似てはいるけどね。・・・炎を食べたて魔力を回復させることはできないんだ!」

「じゃ、じゃあ何なのよ!」

「あれは、今から約300年前・・・この世界を闇から救ったといわれる伝説の魔法(レジェンド・スペル)・・・英雄・・・ジョッドが使ったとされる魔法・・・名前があるとすれば・・・英雄の魔法!」

「ジョッドってあの本に出てくる!?」

「そう・・・だから伝説の魔法なんだ!」

「英雄魔法を使うって事は・・・レイドがあの・・・赤き獅子!?」

「そう・・・でも、その呼び方古いよ!ルーシィ!」

「お黙り!猫ちゃん!」

「今はみんな・・・赤き英雄って呼ぶぜ!」



「くらえ!炎の咆哮(フレイム・ブレスト)!!!」

前へとつきだした右拳から、炎が発射されて、バルカンに命中した!!

「仲間が死にかけたから・・・ではなくて、早く帰らせてくれ!って言う腹いせだ!!」

俺は黒こげになったバルカンに言う!

「もう!最後の台詞で台無しじゃない!!」

「そうか!?・・・結構良くなかった?」



後で分かったことだが、マカオはどうやら、19体のバルカンを倒して、後1体というところで不意を突かれて接収されたらしい。

ロメオ・・・よかったな・・・てめぇの親父は怪物19匹を倒したんだぜ!

ホントによかった・・・家族の絆を守ることができて・・・

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