第3話・火竜と牛と猿に英雄
[5/5]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
俺の右拳に再び炎が宿る!
「何なのあの魔法!・・・ナツみたいに炎を纏ったりしてるけど・・・」
「あれは滅竜魔法とは全く違う・・・似てはいるけどね。・・・炎を食べたて魔力を回復させることはできないんだ!」
「じゃ、じゃあ何なのよ!」
「あれは、今から約300年前・・・この世界を闇から救ったといわれる伝説の魔法(レジェンド・スペル)・・・英雄・・・ジョッドが使ったとされる魔法・・・名前があるとすれば・・・英雄の魔法!」
「ジョッドってあの本に出てくる!?」
「そう・・・だから伝説の魔法なんだ!」
「英雄魔法を使うって事は・・・レイドがあの・・・赤き獅子!?」
「そう・・・でも、その呼び方古いよ!ルーシィ!」
「お黙り!猫ちゃん!」
「今はみんな・・・赤き英雄って呼ぶぜ!」
「くらえ!炎の咆哮(フレイム・ブレスト)!!!」
前へとつきだした右拳から、炎が発射されて、バルカンに命中した!!
「仲間が死にかけたから・・・ではなくて、早く帰らせてくれ!って言う腹いせだ!!」
俺は黒こげになったバルカンに言う!
「もう!最後の台詞で台無しじゃない!!」
「そうか!?・・・結構良くなかった?」
後で分かったことだが、マカオはどうやら、19体のバルカンを倒して、後1体というところで不意を突かれて接収されたらしい。
ロメオ・・・よかったな・・・てめぇの親父は怪物19匹を倒したんだぜ!
ホントによかった・・・家族の絆を守ることができて・・・
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ