第3話・火竜と牛と猿に英雄
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いわよね!?」
慌てているみたいだが、どんなときも冷静でなくてはならない・・・
「女〜!女〜!」
「女!女!ってこのエロザル・・・ナツが無事じゃなかったらどうしてくれるのよ!!?」
ジャリ!
金色の鍵!?星霊魔導士!?
「開け・・・金牛宮の扉・・・タウロス!!!!」
「MOー!!」
「牛、来たー!」
王道十二門の鍵・・・超レアな奴じゃねぇか!!
すごい奴だったのか!!
「ルーシィさん!相変わらずいい乳してますなぁ・・・MOー!ステキです!」
「そうだ・・・こいつもエロかった・・・」
落ち込むなよ!!可愛そうだろ!牛が!
「ウホッ!オデの女とるなっ!!」
「俺の女?」
怪物のくせに女っていう単語に過剰反応しすぎだろ!お前等!
「いけ!タウロス!」
「MO!準備OK!」
「ウホッ!」
2体のモンスターがぶつかる・・・と思いきや・・・突如現れたナツが2体とも蹴り飛ばしていた!
「おい!ナツ!仲間を蹴るなよ!」
「なに!?」
「仲間だったんだあの牛・・・」
「めんどくさいけど・・・お前の相手は俺がしてやるよ!」
「ウホホッ!」
軽い挑発に乗ってつっこんでくる猿・・・
だが、俺は右手に炎を纏い、前へと出していた右手で受け止める。
「嘘っ!あんなにでかい奴の攻撃を片手で・・・」
「あれ位・・・できて普通だ!」「あい!」
そして、止めた右腕を地面に叩き付ける。
これで奴の右手は地面に刺さり抜けなくなった。
「ウホッ!?オデの右手!」
驚く奴の顔面を今度は、同じく炎を纏った左手で殴り飛ばす!
だが、運悪く牛の持っていた斧のところへと飛んでいってしまった。
「あ!しまった!」
斧を拾った猿は、斬りかかってくる!
「・・・あの斧斬っていい?」
「え?あ・・・いいけど・・・できるの?」
俺が切ることのできそうな武器を持っていないように見えたからだろう・・・斬っても良いかという言葉に疑問を感じていた。
「とーぜん!・・・喚裝!【夜刀・月影】!!」
喚裝によって、俺の手元へと黒く細い・・・日本刀みたいな形をした武器が現れる
借り物だけど・・・
「紅蓮流一の型!熱風!」
俺は前へと突っ込み間合いを詰めて、風のように斧をすり抜け消えた・・・
「ウ・・・ウホホホッ!!!!」
バルカンの持っていた斧がまっぷたつに斬られ、そして、斬られた部分から徐々に燃えていき、次第に全身を覆う炎となる。
「お前は・・・俺の仲間に怖い思いをさせた!・・・今のはその分・・・そしてこれは・・・」
俺が持っていた剣が消えて、
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