第3話・火竜と牛と猿に英雄
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夫か!!ナツ!!」
いつの間にかナツは、話ができないほどに酔っていた。
無理ならくんなよ!!
「また酔ってるし!!かわいそう・・・」
「は?」
意味が分からない・・・みたいな感じで言うナツ・・・
それは、嫌みにしか聞こえないからな。ルーシィ・・・
「探し終わったら、いえ探さないと・・・」
「オイラとナツん家住んでもいいよ」
「本気で言ってたらひげ抜くわよ!猫ちゃん」
「住む家無いなら、大人しく探してろよ!!」
「それもそうです・・・」
俺のツッコミに、かしこまるルーシィ・・・どうだ!ライバルよ(ツッコミの)!俺の方が一枚上だ!
ガタンッ!
「止まった!!」
ナツが素早く目を覚まし、起き上がる。
その様子を見れば、乗り物酔いをしていたのが嘘のようだ・・・
「着いたの?」
ルーシィが運転手に聞く。
すると、運転手は、寒さのせいでの涙なのかきつそうに言う。
「す・・・すんません・・・これ以上は無理です!」
俺たちが下りて、寒さを体感していると(実際はルーシィだけだが)さっさと帰ってしまった。
俺は、一旦跳躍し上から周りを見る。
「!・・・あいつは!」
着地して、ナツ達にみた物を伝えようとしたのだが、何かいろいろ変わってました。
「おい!何休んでんの?早く外に出ろ!そんなんで雄ザルに襲われたら終わりだ・・・」
俺が言い終わらないうちにバルカンは現れ俺に攻撃をしてきた。
背後からの攻撃だったが、気配を殺してなければ、見えなくてもある程度かわせる。
ここはバク転でかわした・・・が、かわした瞬間に、奴の目はルーシィへといってしまう
「人間の女だ!うほほー!」
バルカンはルーシィを攫っていく。
だから出ていろと言ったのに・・・
「『助けて〜〜〜!!!!』・・・ともうしております」
バルカンが入っていった山を、ナツの鼻だよりに進んでいると・・・バルカンに襲われているルーシィを発見した。
「うおおおっ!!!やっと追いついたーっ!!」
ものすごいスピードで進んでいくナツ
だが、そのスピードが仇となり、壁にぶつかってしまった。
「何しに来たの!お前!!」
俺の言葉を無視して、猿に話しかけるナツだが・・・さっきの戦闘で分かった。
こいつは・・・
「ナツ!気をつけろ!そいつは・・・」
「ん?こっちなのか?・・・どこだ!!?」
女にしか興味がない!
ドカッ!
油断したナツは、あっさりと雪山から突き落とされる。
「男いらん!オデ・・・女好き!」
「ナツーっ!!」
「やだっ!?ちょっと・・・死んでな
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