第3話・火竜と牛と猿に英雄
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よね!!」」
馬鹿みたいなことを言っている2人をみていた人たちは・・・
「ヒナノもあれがなかったら完璧なのにな・・・」
「そうだな・・・ミラにしてもそうだ・・・」
「いいよな〜もてるって・・・」
もてない男のひがみは続く・・・
「ね、ねぇ・・・ミラさん・・・ナツのやつ、急にどうしたんだろ?」
ナツの先ほど依頼板をたたき壊したのをみて疑問に思うルーシィ
「ナツも同じだからね」
「え?」
「自分とだぶっちゃったのかな・・・ナツのお父さんも出て行ったきり帰ってこないのよ。
・・・お父さんって言っても育ての親なんだけどね。しかもドラゴン」
にっこり笑って言うミラの一言に驚くルーシィ・・・
分かる気もする。
「ナツはね・・・イグニールがいつかまた帰ってきてくれると思ってるのよ。そういうところが可愛いのよね!・・・レイドにしてもそう・・・生まれたときから1人だから・・・親が居ない苦しみを味合わせたくないんだと思う・・・だから、イグニールのことで必死なナツに手を伸ばすんだと思う・・・」
楽しそうに笑うルーシィ・・・
イグニールのこととなると必死だからな・・・ナツは・・・
賑やかな雰囲気から、再び重くなる空気・・・
「私たちは・・・妖精の尻尾の魔導士は・・・みんな何かを抱えてる・・・傷や・・・痛みや・・・苦しみや・・・私も・・・」
「え?」
最後の言葉が聞き取れなかったルーシィ・・・聞き直そうとするが・・・
「ううん・・・何でもない!」
「・・・・・」
〜馬車の中〜
「でね!あたし今度、ミラさんの家に遊びに行くことになったの〜!」
嬉しそうに言うルーシィ・・・
「下着盗んじゃダメだよ」
「盗むかー!!!」
ハッピーの奴・・・相変わらずルーシィと仲良いな。
それにしても、家に行けるだけでずいぶんと嬉しそうじゃないか?おい!
ま、当然か・・・見たところビッチにしか見えないルーシィなら、グラドルのミラに憧れててもおかしくないか・・・
「ねえ?今失礼なこと思ってたでしょ?」
「へ?・・・思ってないです!マジで・・・」
意外な一言に素早く言い返す。
声に出てたのか?・・・まあいいや!
「てか何でルーシィがいるんだ?」
「何よ何か文句あるの?」
「そりゃあもういろいろ・・・あい」
「だってせっかくだから、何か妖精の尻尾の役に立つ事したいなぁ〜なんて・・・」
((株を上げたいんだ!!絶対そうだ!!))
ハッピーとレイドは同じ事を考えていた・・・
それにしても・・・さっきからナツが一言もしゃべってない・・・
「っておい!!大丈
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