暁 〜小説投稿サイト〜
【ネタ】 戦記風伝説のプリンセスバトル (伝説のオウガバトル)
04 月夜の晩に ガラスのカボチャ デネブのカボチャ の裏で
[2/5]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
てっ!!」
アマゾネス隊を指揮するのは、ヴァルキリーのスザンナ。
降伏した女性陣のとりまとめ役の一人である。
勝気というか男勝りというか。
その性格ゆえにとりまとめ役になったのだろう。
「生き残りがいらっしゃいますわよ。
確実に始末していきませんと。
とりあえず、お仲間同士で殺しあってくださいな。
チャーム♪」
女性陣もう一人のとりまとめ役でウィッチのオデットがチャームの呪文をかけてワイアームを魅了する。
おっとり腹黒系だが、多くの男性と浮名を流しているあたりウィッチだなぁと感心したり。
シャロームとポグロムの森の間には川が流れており、橋もかけられていないから飛行ユニットによる攻撃が中心になっていた。
敵の飛行ユニットは、ゴースト・デビル・ワイアームで回復ユニットがいない事から、特攻作戦のようになってしまっている。
敵からすれば、死体が増えればゴーストやスケルトン、デーモン召喚の材料にしか思っていないのかもしれないが。
私達守備隊は、シャローム本拠地ペシャワールの西にある教会を司令部にこの攻撃を防いでいたのである。
ここに連れて来たのは300ほどで、残りはシャローム各地の警備や訓練および休養に当てられている。
「どうやら勝ったみたいね。
敵も退却しだしたみたいだし」
私が気を抜くと、ワイアームを踏みつけていたドラゴンのポチが尻尾をばたばたと振る。
死傷者はなし。
というか、負傷者は私のヒーリングで治し、死者が出ても拠点がロシュフォル教会なので生き返らせていた。
こうした対応策で私は兵からの信頼を勝ち取っている。
「姫さん。
ちょっと相談したい事が」
声をかけたのが、ビーストテイマー隊のフレディ。
シャローム辺境部の守備をしていたのだが、ギルバルドが反乱軍に加わったので代官として忠臣だったリドリーが派遣されてこっちに加わっていたのである。
おかげでポチの世話が凄く楽になった。
「何?」
「いえね。
姫さんのぽちが踏んでいるワイアーム、こっちに寝返るんじゃないかと」
そういえば、タクティクスオウガだったか敵ユニットを寝返らせる事ができるのだった。
その条件が忠誠度が低くて、HPをぎりぎりまで削って、隣接して説得するだっけ。
「フレディ。
聞くけど、あのワイアームがなんて仲間になると?」
忠誠度なんて見えないのにと続けようとしたらフレディが一言。
「だって、尻尾振っていますよ。あれ」
なっとく。
踏まれて命乞いしていればそりゃ、分かるか。
んでは……
「ぽち。
ちょっと待った」
「がう」
ぽちの踏み付けが弱まる。
で、命乞いをしているワイアームに
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ