序章 僕の選択
第八話 行軍!!
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「はぁぁあっ!!」
片手用曲刀単発スキル『キャッセ・フラッペ』が目の前の『ダイアーウルフ』に直撃し、ダイアー・ウルフが消える。
「お疲れ〜」
そう言って本来、この隊の中心部にいるはずのネオンが近づいてくる。
「ありがと」
特にタオルとかを持ってきてくれた訳ではないが(てか汗でないし)、何となくお礼を言う。
「でも、ネオンは中心部にいなきゃ」
「大丈夫だよ。一応レベルも4あるから、あの人たちよりは強いし」
ネオンが胸を張りながらえへん、と自慢するように言う。
...ちなみにあの人たち、とか、隊、とは、次の町まで護衛することにした、クラインさんやその友人さんのことである。
そして全員のレベルをあげていくと、僕は6、エギルさんとネオンは4、クラインさんが3、友人さん達が2、という感じである。
なので隊列としては、僕とエギルさんとクラインさんで前列。ネオンは後列にいて本来はクラインさんの友人さん達と一緒に後列をしてもらうのだけれど...。
...まぁ、クラインさんの友人さんは五人いて、息もぴったりだから大丈夫かな。
特に防具には今の所、店で一番性能がいいのを買ったし。(僕の財布はすっからかんになったけど)
まぁ、そういうわけで急にネオンが僕達とともに前列をやることになった。
「まぁ、そうなんだけど...。まぁ、先頭やるのはいいけど、そういう油断は禁物だよ?」
「うん。わかってるって♪」
...全然わかってなさそうなのは気のせいだろう。
そう思ってまた歩き始める。
ちなみにこの道はかなり遠回りになってしまうが、その分エンカウント率は低く、さらに一匹ずつしか出てこない、という親切設計なのである。
...まぁ、こういう親切設計は一層目のここだけだろうと思うけど。
ちなみに朝一番に《始まりの街》を出たため、予定だと午後四時、あと二時間後につく予定である。
...うー、自分で言っといてなんだけど暇だー!
...ちなみに、僕は昨日手に入れたお金はほぼ全額ポーションや、みんなの分の装備に寄付している。
防具は別にこの黒いフード付きコートでいいし、武器は昨日手に入れた『リベルテ・ブレイド』が強いし。と、言うわけで、お金、あんまり使わないな...と、思って寄付した訳である。
...ちなみに、ネオンは両手槍を使っている。防具的には、真っ白な服に胸当てなどの金属鎧。
筋力と敏捷は半々であげているらしい。
「ソラ、右方向に敵がいるよ!」
と、物思いにふけっていると、ネオンに忠告される。
...ちなみにネオンは索敵スキルをがんばってあげているらしい。
僕は、索敵も取ってはいるけどそれよりも隠蔽スキルを上げているため、索敵はネオンよりも下だ。
そのネオンが言うん
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