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FAIRY TAIL 友と恋の奇跡
第112話 ユリと『花錦剣』 
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リョ「ユリが聖剣『花錦剣』に認められたわけが大体予想つくぜ。」

リョウが聖剣を構え直す。

リョ「お前は絶対、これからもっと強くなる!『花錦剣』と共になっ!!竜桜切ッ!!」

リョウの背後に青いドラゴンが浮かび上がり、ユリに向かって・・・振りかざさなかった。

ユリ「え・・・?」

リョウはユリの真横で聖剣を振りかざした。

リョ「ふぅ・・・」

リョウはそのまま何事もなかったように聖剣をしまう。

ユリ「な、なぜ、なぜ止めを刺さなかったのですかぁ!?」

ユリが驚いてリョウに問う。

リョ「だってよ、悪気もねぇやつを倒しても意味ねぇし。だよな、ルーシィ。」

ル「そうね。」

リョ「とゆうわけで、この勝負は引き・・・」

ユリ「私の負けです。」

ル&リョ「えっ?」

引き分けじゃないの?ユリはゆっくり目を閉じると、

ユリ「リョウさんの、正しき心に、心を頭を冷やされました。とても勉強になりました。ありがとうございます。」

ユリがリョウに向かって丁寧に頭を下げる。リョウは頭を掻きながら、

リョ「あ〜、よく分かんねぇけど、どういたしまして?」

ユリって、とってもいい子ね。

ユリ「リョウさん、1つお願いがあります。」

リョ「お願い?俺に出来る事なら何でもいいぜ。」

ユリは『花錦剣』を両手にのせ、リョウに差し出すと、

ユリ「私の代わりに、『花錦剣』の所有者になって下さい。」

ル「えぇっ!?」

リョ「はぁっ!?」

いきなりすぎるお願いに、私もリョウも驚く。

ユリ「この勝負が終わったら、私が勝っても負けても、『花錦剣』はリョウさんに渡す事を決意してました。『花錦剣』は、聖剣の中で5番目に強い剣です。私が使っていても、ほとんど無意味です。ですから、聖十でもあり、聖剣を3本お持ちのリョウさんに使って頂けた方が、『花錦剣』も嬉しいと思うんですっ!お願いしますっ!!」

必死にお願いするユリ。リョウの判断は・・・

リョ「・・・嬉しいけど、これは受け取れねぇや。」

ユリ「!?ですが、リョウさんは7本の聖剣を全て集めたいのでは・・・」

リョ「人の奪ってまで集める必要はねぇよ。」

ユリ「違いますっ!これは私からのお願いで、決して奪ってなど・・・ひぃっ!!!」

ル「ちょ、ちょっとリョウ!!」

リョウは『銀覇剣』の刃先を、ユリの顔面スレスレの位置に向ける。リョウは真剣な眼差しでユリを見つめると、

リョ「聖剣に、守護剣士ってゆう聖霊がいるのは知ってるよな?」

ユリ「は、はい。」

リョ「聖剣は、守護剣士が認めた聖剣使いと契約するんだ。そう簡単に、所有者が代わったらダメなんだよ。」

リョウが『
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