暁 〜小説投稿サイト〜
とある碧空の暴風族(ストームライダー)
常盤台中学襲撃事件
Trick39_13組!? お前ら異常(アブノーマル)か!?
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それが“13組”(アブノーマル)。

神理楽高校は傭兵集団の神理楽(ルール)の下部組織。
卒業生の9割以上が神理楽に入る。

だが、学生の身分にもかかわらず実力を認められ、すでに神理楽に組み込まれているのが
13組だった。

ゆえに事情を知らない1組以外のクラスから異常(アブノーマル)
呼ばれて畏怖されていたのだ。

「なんでここにいるか・・・そんなの答えるまでもないですよ、先輩方」

「僕たちは神理楽の人間、ならば四神一鏡の指示でここにいる」

信乃が呆れつつも、鞘から逆刃刀を抜きとる。
宗像がどうでもよさそうに、持っていなかったはずの刀2本を握る。

「神理楽を抜けたあなた達には関係のないことでしょうけどね」

「だから殺す。だからこそ殺す」

「なんだよ!? 何者だ!!?」

「ハァ、パニックになって同じ質問を繰り返しているよ。せっかく所属と名前を教えたのに」

「仕方ないだろ。こいつらの頭は良さそうに見えない」

呆れたようにため息を出した信乃に、宗像は微笑を浮かべながら言う。

「せめて、冥土の土産に何者か、名前以外のことを教えようか」

宗像の言葉に、信乃は何を言うのか勘づいて一緒に笑う。

「   俺達は   」


「  通りすがりの   」


「「暴風族(ストームライダー)だ、覚えておけ!!」」




1秒と掛からず残りの2人の意識は刈り取られた。



つづく

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