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八条学園怪異譚
第三十八話 狐道その十
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今回もな」
「確かめてきてね」
「うん、まあここが駄目でもね」
「次があるし」
 二人は今も割り切っていた、最早かなり慣れていて泉でなくとも次があるからいいといった感じである。
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