歌い手、説明を受ける
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ん、君は?」
「あ、はい。コミュニティのリーダーをしているジン=ラッセルです。齢十一になったばかりの若輩ですがよろしくお願いします」
「ええ、よろしくジン君。わたしは久遠飛鳥よ。そっちの猫を連れてるのが」
「春日部耀」
「で、僕は天歌奏。これからよろしくね、ジン君」
この歳でここまでしっかりとしてるのか・・・すごいな。
でも、そんな環境にいたってことだし・・・黒ウサギの焦りようから考えると・・・いや、考えるのはよそう。何らかの機会で聞けるだろうし。
「さ、それじゃあ箱庭に入りましょう。まずはそうね、軽い食事でもしながら話を聞かせてくれると嬉しいわ」
久遠さんがそう言いながらジン君の手を取って、何かを楽しみにする笑顔で箱庭の外門をくぐっていった。
「春日部さん、僕たちも行こうか?」
「うん・・・行こう」
それを追うようにして、僕たち二人と一匹も外門をくぐっていった。
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