戦術と新らしきもの
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気がした。そしてこの臭いで自分の中で何かが切れるような音がした。その瞬間、刃物のようなものに当たらないように腕を出すとM500のグリップではなく銃口のほうを手で握って、そのまま顔面に食い込むほどに叩き込んだ。
「てめぇ……こんな息をかけやがって……どうなるかわかってるんだろうな?」
いきなり顔面に叩き込まれた銃のグリップを食らったボスモンスターは一瞬だけ怯む、その隙にもう片方に握っているベレッタのマガジンを入れ替えてから銃口を頭に向けて五発連射で撃つ。
それをボスモンスターはやめさせるために止めを刺そうと刃物を押し付けようとするがM500を持っている手で逆さに持っているナイフの刃に防がれていた。
「いい加減離れろ!」
体を足で思いっきり蹴ってボスモンスターを無理やり押して刃から逃れると逆に接近してからナイフを頭部に突き立てた後、銃口を押し付けてから五回トリガーを引き絞り、発砲した。これなら避けられる心配はほとんどない。
「これでナイフの継続ダメージも加わったけど、正直、お前の体力からみて正直こいつも使いそうだな」
そう呟くとバックパックから一つ手に乗るサイズの丸いものを取り出した。それはグレネードだ。普通は腰に吊っているのだが自分はこれを狙われて爆死させられたら困ると言った理由で此処に入れている。そしてそのまま口の中グレネードを突っ込んでそのまま下がる。
「ぐるおおおおおおお!!」
ボスモンスターはそして頭を振りながら振り落とそうとするが押し込んでいる手とナイフを指している腕でがっちりと掴んでいるために落とされない。そしてそのままグレネードを喉まで押し込むとナイフを引き抜く。それと同時にボスモンスターは自分の体に向けて触手を振り回した。それを回避しようと急いで降りるが僅かに腕を巻き込んで切り裂いて、こちらは腕を片方、あちらは自分の攻撃を食らってダメージを食らう。
「っ!」
転がりながら相手から離れるとナイフを喉に向かって投げる。ボスモンスターは自分の攻撃によって仰け反った状態から体を上げた瞬間にナイフが喉に刺さった。
「ごがああああああ!!」
悲鳴のように大きな声を上げる。だがそれを無視してベレッタの残っている弾丸三発をナイフと同じ場所にむけて撃った。弾丸は一発目は見事にナイフに当たってそのままナイフをさらに奥に突き刺してダメージを与え、ニ発目はそのナイフを破壊して、そのまま喉に食い込んでいき、やがて運動を停止させる。そして最後の一発はその停止させた弾丸の上に当たってそのまま弾丸を喉の奥に押し込んでいく。そして、その喉を貫通させるとあるものはグレネード。
「ぐるああああああああああ!!」
断末魔のような叫びがフィールドに響くと同時にボスモンスターの喉が膨
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