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マジカル☆ウィッチルフェイちゃん! 
マジカル☆ウィッチルフェイちゃんアイスフェスティバルの準備をする
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て私が作った物です。そう、ここは私の私室の裏側にある場所ですから。

「今日作った高純度のはこれで……他にもこれと、これと……面倒です」

 魔石を砕いて中央に集めて必要な数に圧縮合成させました。数億単位の魔力量を保有する魔石を7個回収しました。出力はこれで問題有りません。

「ルフェイ、何をしているのかしら?」

「魔石を取りに来ました」

「そう、貴方もアイスフェスティバルに参加するのよね?」

「はい、参加しますよ。今、強くて格好良いゴーレムさんを作っているのです」

「なら、期待させてもらうわ。後、持ち出すのは構わないから、しっかりと在庫担当に行ってからにしなさい。余り気味とはいえ、怒られるわよ」

「はい、分かりました」

 お母様の横を抜けて、在庫管理をしている人に知らせにいきました。

「後で泣くわね」

 在庫担当の人は泣いたそうですけど、何故でしょうか?
 私には分かりませんでした。




 倉庫に戻ると、ユウカナリア先生が爪を作って待っていました。その隣には何故かエスカちゃんも居ました。

「巻き込んだわ」

「巻き込まれました」

「まあ、いいですけどね」

 確かに次の作業は非常に繊細なのです。なにせ、動力炉ですからね。

「動力炉の下準備は終わらせて置きました」

「ありがとうございます」

 必要な器具と何重もの防御結界が張られています。

「じゃあ、先ずは板ですね」

「そうね」

 大量の魔力を消費しながら氷の板を作り出します。その中央には盛り上がった円が有ります。それ6個作ります。それを皆で円の周りに術式をびっちり書き込みます。本来なら改造もしたいですが、時間がないのでそのままにします。次ぎに円の場所に魔石を埋め込んで、術式が発動するか調べてます。

「問題無いわ」

「こちらも大丈夫です」

 3時間かけて6枚共完成しました。次に円柱を6本作ります。作った円柱の内部には動力が流れる回路作成の段階で仕込んであります。これを前に作った魔石の上セットします。ちゃんとフィットするか確認して、微調整をした後、結合させます。

「後は中心部です」

 大量の魔力回復薬を飲んで、全快にした魔力をふんだんに使って一つの魔石の周りに氷を生成して、正八面体に形成します。かなりの大きさになりますが、今度はそれを吊るして、直に術式を描いていきます。完成する頃には20時になっていました。

「完成させて終わりましょう」

「そうね」

「はい」

 作った板達を重ねて、中心部に正八面体の心臓部を置けば箱で作られた動力炉の完成です。膨大な魔力を増幅して生成してくれます。その日はヘロヘロなので帰って寝ました。



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