暁 〜小説投稿サイト〜
Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
A's編
第七十六話 始まる暴走
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、だけど知っている柔らかな微笑みに固まってしまう。

「今朝はフェイトも寝ぼけ屋さんのようです。
 さあ、着替えて朝御飯です。
 プレシアはもう食堂ですよ」

 リニスの言われるまま、着替えて食堂に向かう。

 その食堂には

「おはよう」

 今のように穏やかな笑みを浮かべている大好きな母さんがいて

「おはよう。フェイト、アリシア、アルフ」

 母さんを救ってくれて、何度も守ってくれた大好きな人。
 士郎がそこに立っていた。




side 士郎

 風が頬を撫ぜる感覚に目をあける。

 穏やかな風が吹き抜けていく。

 周囲に目をやれば花が咲き誇る庭園。

 頭上に浮かぶのは満月の月。

 見覚えのある城。
 見覚えのある庭園。

「シロウ、どうかしたのか?
 そのようなところで呆けているとは珍しい」

 その声に振り返る。

 黒い長い髪に赤い瞳。
 漆黒のドレスを纏った少女がそこに居た。
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