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銀色の魔法少女
第三十九話 四対一
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m(ハーケンフォーム)』『ソードモード』

 その隙に、フェイトと刃が背後から斬りかかるが、

「甘いよ」

 遼は前を向いたまま、背中に双剣をまわして二人の攻撃を受け止める。

「!?」「嘘だろ!?」

「そこ、気を抜かないの!」

 そう怒鳴ると遼は二人を斬りつける。

 フェイトは間一髪それを避け、刃はベイオットの盾で受け止めるが少し吹き飛ばされる。

 これで、遼を中心に四人がそれぞれ対局の位置についた。

 遼の前がフェイト、後ろになのは、右に刃、左にクロノ。

 遼はそれを見渡し、この場にいる全員にこう言った。



         「痛みも感じないうちに、終わらせてあげる」





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