第2章
戦闘校舎のフェニックス
第37話 増える同居人(美少女)と悪魔のお仕事
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じゃないだろう。
今は静かに様子見だな。
「…そんな事は絶対!!…だから!!…」
「………」
「あ、あれ、何言ってるんだ俺ぇ…すいません」
「ううん、ありがとう答えてくれて」
「………」
(何か良い雰囲気だな)
邪魔するのもあれだしな、しばらく二人っきりさせとくか。
何て思っていると…。
「それよりイッセー、話があるんじゃなかったの?」
部長がそう言った瞬間、イッセーはさっきの雰囲気からガラッと変わり、デレッとした顔になった。
「例の、例の約束の件は!!」
「例の約束?約束何てしたかしら?」
「なッ!?」
(部長…わざとだな)
「そ、その!!お、おっぱいですッ!!」
(…おいおい…)
「ふふ、分かってるわ。そんな深刻そうな顔になる事ないじゃない。良いわ、今から五つ数える間だけこの胸は貴方の物よ」
「ええぇぇぇッ!!!!」
「い〜ち…」
「なあぁッ!!そ、そんな急に言われてもぉ!!」
心の準備が出来てなかったのかイッセーが戸惑い出した。
「に〜…さ〜ん…」
無情にもどんどん時間が過ぎていく。
「あれ、明日夏兄?何してるの?」
そこに千秋が現れた。
「入ったら」
そう言い、ドアを開けた。
千秋が入る音でイッセーが動きを止めた。
そして…。
「ご…はい終了。残念ねイッセー」
「…そ、そんな…」
イッセーは涙目になっていた。
千秋は察したのか不機嫌になっていた。
とかやってる間に他の部員も来た。
「ウフフ、イッセーって本当に面白い子ね。そんなに私の胸に触りたかったの?」
部長の問いにイッセーは大きく頷いていた。
「じゃあ、少しだけこうしてあげるわ」
そう言い、イッセーに抱き付いた。
俺、副部長、木場、塔城は突然の出来事に呆け、千秋、アーシア、鶇、燕は不機嫌になっていた。
「次も頑張りなさい、私の可愛いイッセー」
「は、はい」
そんな部長の言葉とイッセーの返事だけが聞こえてきた。
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