第2章
戦闘校舎のフェニックス
第37話 増える同居人(美少女)と悪魔のお仕事
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れ)
「でも、優しい悪魔さんで良かった。…怖い悪魔さんだったら…この鬼神丸国重を抜かざるを…抜かざるを得まいかとッ!!」
「わあッ!?抜いてる抜いてるッ!!」
とりあえず、スーザンを落ち着かせた。
「それで、スーザンさん、貴女の願い事は?」
俺が聞くと、いきなり泣き出した。
その姿はかなり不気味だった。
「…私が留学している大学まで一緒にノートを取りに行ってください…」
「は、それだけ…」
「深夜の大学って怖いんですよぉぉぉッ!!!!」
(…アンタが一番怖いわ…)
俺達はスーザンを連れて、スーザンが留学している大学に向かっていた。
「…ウワァッ!!…ウワァッ!!…ウワァッ!!…」
「な、何すかッ!!」
いきなりスーザンが刀を振り回し始めた。
「す、すみません。夜の町が怖くて…」
(だから、怖いのはアンタだって!!)
その後、無事ノートを取って、アパートまで戻ってきた。
「あ、ありがとうございました」
「んじゃあ、俺達はこれで」
グフフ、部長の約束は果たした。
これで俺は心置き無く部長のおっぱいが揉めるッ!!
等と妄想していると…。
「あ、あの…」
「うわぁッ!?」
スーザンが話し掛けてきた。
「な、何ですか一体…」
「あのう、もう一つ叶えてほしいお願いがあるんですけど…」
「いや、それは困りますなあ。願いは一回に一つと…」
早く部長のおっぱいを揉みたい俺は断ろうとしたが…。
「ええ、構わないわよ」
部長が承諾してしまった。
俺は部長のおっぱいが遠退いた事にショックで隅っこで泣いていた。
「好きな男性?」
部長達の話し声が聞こえてきた。
「はい。奥手で思いを伝えられなくて…とても素敵な方何です」
(…どうせ、ヒゲモジャの戦国武将みてえな男だろ…)
「その人を好きにさせれば良いの?」
「出来れば、悪魔の力とかじゃなく、自分の力で好きになってほしいんです」
(…なら俺達必要ねえじゃん…)
コツン。
「痛ッ!?」
俺の思っている事が分かったのか部長が俺の頭を小突いた。
「じゃあ、直接その人に思いをぶつけてみたら」
「え、そ、そんなのッ!?いきなりなんて絶対に無理です!!」
部長の言葉にスーザンが慌て出した。
「…手紙とかは」
「手紙ですか?」
「そうね、ラブレターも良いと思うわ。文面で思いを伝えるのも素敵な事よ」
「わ、分かりました!!やってみます!!」
用意されたのは筆と硯と墨だった。
「然したる儀にてこれ無きの条、御心安かるべく候…」
「…それじゃ、ただの怪文書ですよ」
「良いじゃない、大切なのは形じゃなく気持ちなんだから」
「…その気持ちが正しく伝わるんだろうか」
何て言ってると…。
「…そう…形じゃないのよ…形じゃ…ないのよ」
「部長?」
部長
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