魔法先生ネギま!
0365話
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か地味に厄介だな。頭では分かっていたが、実際に自分で食らってみるとより正確に理解する。
「加速!」
精神コマンドの加速を使用し、一直線にあやかの下へと向かっていた瞬動から進撃先を美砂へと変える。だが……
「美砂を中心に半径1mに領域を指定。赤の石よ、その力を示せ」
千鶴のそんな声が響き渡り、赤いドーム上の領域が美砂を守るように形成される。
「ちぃっ、間に合うか!?」
速度にのったまま、美砂を気絶させるべく鳩尾を狙って拳を突き出すが……
ガッ! という固い手応えと共に虹色領域の腕輪で形成された赤いドームに弾かれる。
「はぁっ!」
そして聞こえて来る短い声。それが誰の声で、何を使ったのかを分かった俺は美砂に対する攻撃に拘らずに瞬動でその場から咄嗟に撤退する。
次の瞬間には、あやかの操る鮮血の鞭が9条の軌跡を描いて俺がいた場所に降りかかってきていた。そして……
「何!?」
俺が鮮血の鞭から回避した先。そこに着地した瞬間、魔法の射手の戒めの矢が放たれて俺を縛り上げたのだった。
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