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転生とらぶる
魔法先生ネギま!
0365話
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だった。
 これは、やらかしてしまったか?

「へー……そう、そうなの。私やネカネお姉ちゃんが待ってるっていうのに自分は女の人に囲まれてヘラヘライチャイチャしながら海で遊んで……しかもイギリスに戻ってくる時も女の人を連れてチャラチャラ帰国? これは、ネギの性根を一度徹底的に叩き直して上げる必要が出て来たみたいね。アクセルって言ったかしら。情報ありがとう。私は早速教えて貰った通りにあの色ボケしてるネギに折檻しに行ってくるわ!」

 素早く頭を下げて礼を言ったかと思うと、そのまま荷物を持って俺の前から走り去っていったのだった。

「……あー、まぁ、同郷の幼馴染みなんだし、たまには羽目を外すって事で」

 暑さにうんざりとした頭で、そのままにして放っておこうかとも思ったのだが、さすがにそれは薄情だろうと思い携帯でネギへと連絡を取る……が、海で泳いでいる為か全く連絡が付かない。神楽坂や近衛、朝倉といった面々に電話しても同様だった。

「ま、メールくらいは送っておくか」

 アーニャが来たので、そっちに向かったと用件だけの文面でネギへとメールを送ったのだった。

「ん? アクセルやないか。部屋にいないと思ったらこんな所にいたんかい」

 再び背後から掛けられる声。
 振り向くと、そこにいたのは8月の太陽というある種の兵器染みた日光の下でも学ランを着た小太郎の姿。

「お前、この暑いのに学ランって……よく平気だな」
「へんっ、学ランは俺の戦闘服や。ただ暑いくらいで脱げるかい」
「いや、お前がそれでいいんなら構わないが……熱中症には気をつけろよ」
「夏美ねーちゃんにしっかりと言われてるから問題無いわ」

 そう言いながら、持っていた鞄から水筒を取り出す小太郎。

「で、さっきの女は誰や?」

 その口調から言うと、アーニャと俺が話していた所を見ていたらしい。

「ネギの幼馴染みだ。わざわざイギリスから迎えに来たんだとさ」
「けっ、また女かいな。アクセルといい、ネギといい。西洋魔法使いは軟派な奴ばっかりやな」
「ま、そう言うな。と言うか、お前は海に行かなかったのか?」
「海にも興味あったけど、やっぱり今は修行に集中したいんや。何しろネギ相手の模擬戦で最初は俺の方が有利やったのにここの所グングンと差を縮められてきとるからな。この機会にちょっと鍛え直しとこかと思って。……アクセルは何しとるんや?」
「何と言うか……まぁ、散歩か?」

 俺の言葉に呆れたように溜息を吐く小太郎。

「それこそ、この暑い中でよく散歩する気になれるな。それよりも特に用事無いんやったら俺の修行に付き合ってんか?」

 修行……ねぇ。

「場所は?」
「へ? 場所? それは決まってるやん。いつもの別荘や」
「そうか。
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