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魔法少女リリカルなのはStrikerS 〜賢者の槍を持ちし者〜
Chapter22「自覚する想い」
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うかなって言ってました」
「ほぇールドガーさんも意外とロマンチェックなところがあったみたいですよー」
「意外と言えば意外だよなー」
ルドガーなりに2人を気遣った行いがリインとヴィータからしたら意外だったらしく物珍しそうな顔を見せる。
「でもあの人の事だから今のお二人の言葉を聞いたら、俺はロマンに生きる男だって言いそうよね」
「あはは!ルドガーさんの事だからそんな事本当に言いそうだよ〜」
ティアナが思い浮かべた事をスバルも納得する。ルドガーは確かに澄ました顔で本当にそんな事を言いそうである。 流石は2ヶ月もの間ルドガーの下で銃を学んでいただけあって自分の師の可笑しな部分をわかっている。
「ふっ、本当にクルスニクならそんな事を口にしそうだ……とはいえ奴はやる時はやる男だ……剣の腕もだが料理の腕もなかなかだ」
「そうよねぇ!私もあれくらいお料理の腕が上達したらいいのに………って何この敗北感?……グスッ……や、ヤダ私、何で泣いてるのかしら?」
「シャマルはどうして泣いてるですか?」
「ほっとけリイン……越えられない壁の高さをルドガーの料理の腕を見て改めて実感したんだよ」
「こ、越えられなくありませんよ!」
やれやれと同情に近い態度でシャマルに接するヴィータ。シャマルは涙目で抗議してみるが逆にそれは再び壁の高さを思い知らされる事となり落ち込む事となる。
「あれ?ここの露天風呂って確か………」
シャマルを励ましていたはやては今ルドガーが入っている露天風呂について何かを思い出し……そしてニヤっと笑う。
「どうかしたのはやてちゃん?」
「別にー?なんであらへんよー。他の風呂行ってこうか考えとっただけやからー」
そんなはやての様子を見て不思議に思ったすずかが彼女に声を掛けるが、何でもないと言い湯船から出る。
「じゃあ私達も一緒に……」
「ごめんなぁアリサちゃん。でもちょー1人で今は入りたいんや……せやから……」
走る。あっという間に別の浴場に続く扉の前に立つ。その素早い動きに他の者は唖然としてしまう。扉を横にスライドさせ飛び込む。
「いっえーい!トロピカルヤッホーぃ!!」
「主はやて!?」
裸体のまま謎の叫び声をあげながら夜天の主はシグナム達の前を後にした。
何が彼女にあんな奇怪な行動を起こさせたかは誰にもわからなかった。
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幾つもの星が海鳴の夜空から多量の湯気を放つ露天風呂を照らす。この今目に入ってくる光が何万年も前の光だとは科学的に解説されても信じられない……いや信じたくはない。
「はぁ〜気持ちいなぁ……普通温泉の方が温泉効果とかあって体に良いらしいけど
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