第一幕その三
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れじゃあ」
マグダレーネはダーヴィットの言葉を聞いて明るい顔に戻った。そうしてまた言うのだった。
「騎士様は丁度よいところに来られたのね」
「そうね。じゃあレーネ」
エヴァもまた希望を取り返した顔になってマグダレーネに言う。
「後は」
「ええ。ダーヴィット」
またダーヴィットに声をかけるマグダレーネだった。
「この騎士様のことを御願いしたいのだけれど」
「こちらの方の?」
「いいかしら」
ダーヴィットに目を向けて問う。
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