マジカル☆ウィッチルフェイちゃん黒魔術試験を受けるA
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改造案を説明し、その有用性とどのような現象によってなるかを論理立ててしっかりと説明し終わりました。
「はい、これで終わりです。ご清聴、ありがとうございました」
頭を下げて言うと、沢山の拍手が聞こえてきました。それに“あれ?”っと思って顔を見ると、何故か沢山のクラスメイト達が先生と一緒になって座りながら拍手しています。何事ですか!
「???」
いつの間にこんなに増えているんですか。エリスとそのお連れさんに教えていた、だけなのですが。
「うん、素晴らしかったよ。っと、授業時間に入っているし、試験として適応しよう。ルフェイ・ペンドラゴンは文句なしの満点だ」
「はっ、はい、ありがとうございます」
立ち上がった先生がそんな嬉しい事を言ってくれたので、私は大人しくエリスの隣に座ります。
「やったね、おめでとう。それと、ありがとう」
「ありがとうございます。それと、気にしないでください」
「さて、テストを行うが、全員ペンドラゴンが説明してくれた物を使用できた奴は後で教えてもらった理論を使って、自身の魔法を改造すれば加点してやる。もちろん、さっきの魔法でもいい。では、テストだが、エリス・スタージア。君からやってみろ」
「はい!」
「「頑張って」」「頑張ってください。エリスならできます」
「うん! エリス・スタージア。行きます!」
立ち上がったエリスを他のクラスメイトも応援し、私も応援しました。エリスも元気に返事をして、実技場の端っこに作られた的に向かって、両手で片手ずつ術式を展開しました。
「先生。ルフェイちゃんは私達の班が考えた魔法を改造してくれたので、これを使いますが大丈夫ですよね?」
「ああ、構わんぞ。アレンジを入れれば追加の加点を与えるだけだ。ペンドラゴンはボロクソに言っていたが、アレでも合格ラインには達していたぞ。英才教育を受けて、あそこまで魔術に精通しているペンドラゴンが1年という事自体がおかしいだけだし、気にしなくていい。ただ、先生が考えていた宿題を潰されただけで、先生がこれから苦労するだけだ」
「あぅ」
シラフに戻ったルフェイちゃんは先生の声に落ち込んでしまいすよ!
恨みつらみも少し入っているようですし。
「分かりました。じゃあ、ちょっと冒険してみます。アイシクル・バラッジ!」
エリスは両手の術式に連射という項目を追加して、本当に氷柱を瞬時に形成してどんどん放っていきます。放たれた氷柱は目標に突き刺さり、後続がどんどん命中して、深々く突き刺さっていきます。
「うむ。合格だ。お前も満点だ」
「はぁ、はぁ……ありがとうございます……」
「おめでとうございます。ただ、連射するなら何発か
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