A’s編
実際は知りません☆
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翌日。
「今日はこのクラスに転入生が来てます!さあ、男か女か!」
「奈々ちゃん、最近影が薄いからってヤケになってないですかー?」
「陽龍くん、ちょぉぉぉっと、黙ってようねー?まあいいわ。正解は女の子!フェイトさん、入ってきて」
「ひゃい!・・・は、はい!」
緊張しまくってるフェイトの登場なう。
「あのっ、フェイト・てしゅた・・・てしゅ・・・しゅ・・・タロッサです!・・・うぅ」
アリシアの予感的中。
緊張して噛んで赤面して・・・もはや借りてきた猫状態だった。
「あはは・・・。フェイトさんの席は・・・」
「奈々ちゃん!わたし、フェイトの隣がいい!」
「アリシアさんの隣・・・なら問題ないわね。陽龍くんの隣とかならともかく」
「それ酷くないっすか・・・?」
「じゃ、一時間目の国語はなかったことにして、フェイトさんへの質問にするわよー」
教師にまでスルーされた。
というか、なかったことにしちゃダメな気がする。
そして朝の会は終わり、みんなが次の質問を楽しみにしながら椅子に座ってワクワクしていた。
それとは裏腹にフェイトの笑みは引きつっていた。
ふっふっふ、腕が鳴りまくるぜ!
そんなわけで・・・。
「質問ターイム!」
「フェイトさん、前の学校は?」
「日本語うまいね!」
「アリシアとそっくりだけど、実は姉妹とか?」
「って、いきなりフェイトをもみくちゃにすんなぁぁぁ!」
「おにぃ、なに騒いでんのさ。でフェイト、好きな人とかいるー?」
「え、美愛まで質問に参加しちゃうの!?えっと、学校は行ってなくて、家庭教師みたいな人に教えてもらってた。日本語もその人に、アリシアとは・・・従姉妹なので。好きな人・・・も、黙秘!」
「ほほぅ、黙秘ってことはいるのかぁ♪」
「あぅ、裏をかかれた!?」
なんとなくフェイトって「ぁぅ」を使うこと多いよね。
「ところでさ、陽龍ラバーズと仲いいみたいだけど、知り合いなの?」
「陽龍ラバーズってなに・・・?」
「おにぃ、私、なのは、アリシア、アリサ、すずか、慎吾の七人のこと。よく一緒にいるからラバーズになった。ところでラバーズってなに?」
グ○グル先生聞いて来い。いや、ググ○カスか。
「そうなの?で、陽龍、美愛、なのはとは今年の最初に会ってて、アリシアはさっきも言ったように従姉妹だから。アリサとすずかと慎吾はなのはたちを通してよく話してたからかな」
「好きな人ってこのクラスにいる?」
「黙秘ってさっき言ったよね!?しかも今の質問美愛でしょ!」
「なぜバレたし」
「なぜバレないと思ったし」
フェイトが乗った!?
「そういったネタ、詳しいの?」
「・・・黙秘」
目をそらすフェイト。
その視線の先にオレ
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