ターン26 今週のビックリドッキリ…
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アを開けると誰もおらず、足元に高そうな食器が何十枚も積んであり、その横に銀製っぽいフォークやらスプーンやらの束が重ねてある。その上に手紙が一枚置いてあったので、慎重に取って文面を見る。
『なになに?[今日は楽しかったよー♪君が欲しがってたみたいだから、これは自分からのプレゼントさ。裏はないから受け取ってちょうだい。稲石より 追伸:稲石なんてあの寮にはいないし……ってね。なんなら歴代名簿でも見てごらん、稲石なんて名前の生徒は一人もいないから。じゃあ一体、僕は誰でしょう?」………よかったじゃないか、欲しいもんが手に入って』
あはは、と笑いながら食器を拾い上げる。そんな僕の笑い声がちょっとひきつっていたのは否定できない。否定できないけど、また稲石とデュエルしたいな、とも思う自分がどこかにいた。
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