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IS 〈インフィニット・ストラトス〉×トリコ 食を探求する夏の毒!
パートナーと赤いペンダント
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IS学園、1年1組

「ああ〜・・・そこはあれだよ、BパターンのC−6を使かって適応させてからAの5で一気にやっちまえばOKだ。はいはい、なんかあったらまた電話しろよ」

現在は放課後なのだが、一夏は授業間にある休み時間や昼休みなどを全て使ってIGO第一研究所開発所所長として仕事をしていた。所長をという役職の為一夏は非常に多忙。本当だったら学園になんか来てる時間はないのだ、それなのに各国の馬鹿共の性で学園に来ているのだ。更に一夏が処理しなくてはならない書類や管理データ、研究所の所員の健康状態や仕事の伸び率、様々な雑務がある。それらをこなしながら学業に精を出せというのだ。全く悪ふざけにも程があるという物だ。放課後となった今でもパソコンを開いて、片手で所員と電話をしながら猛スピードでキーボードを叩いている。

「・・・よし、養殖は上手く行ってるな。んでこっちの品種改良はっと・・・ううぉぉおい!?グラフ荒ぶってる!?おいおいしっかり管理しとけって言っただろう!!ああ〜・・・なんだストレス解消中か・・・。俺もストレス解消したいわ〜・・・って仕事仕事、はいこちら一夏」

「龍神君・・・凄い大変そうだね・・・」

一夏の仕事の様子を見ているクラスメイトの女子達はその光景を見て動けずにいた。余りに凄まじい仕事ぶりに、普段は温厚で自分達にも優しく料理を作ってくれたり教えてくれたり、勉強を教えてくれたり、徹夜などをしていると誰かから聞いたのか徹夜の為の夜食を持ってきてくれたり、頼れになって優しくて気配りが凄い面白いお兄さんとして印象が強かった。

でも今目の前の一夏にはそんなものは一ミリもなかった。ただ仕事に集中しているIGOの幹部としての覇気と雰囲気が溢れ出していた。自分達が知っている一夏はほんの一部分だと解り、そして自分達はそんな一面に甘えているのではないかと思えて来た。

「ぁぁあ!?何!?one more say!?why!!?今畜生!ああもう鎮圧装備使って確保してグレイヴァの遊び相手にでもさせとけ!!そんな奴らはそれで十分だ!!」

電話を切って懐にしまったら机に突っ伏すように倒れこみながら、パソコンに何かを打ち込んでからパソコンの電源を切った。そして・・・

「・・・もう疲れた・・・」

一夏は今ので数日分の仕事を処理した。それでも溜まっている仕事はまだあるのだが・・・。そんなストレスでイラついて疲れている一夏に近付く掃除用具失礼、箒の姿が。少し前に停学は解れたが、その時は一夏は本部に一時的に戻らなければならない時で学園にいなかった。

「一夏、少し来い」
「・・・」

一夏は答えない、机に収まらずに垂れ下っている手がピッピッとシャルロットの方に動いた。シャルロットは指の動きを見て一夏の意図を察して教室から出て行っ
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