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ニュルンベルグのマイスタージンガー
第一幕その二十一
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「不合格です」
 口々にこう言うマイスター達だった。皆一斉に席を立ちそれぞれの弟子達を引き摺るようにしてその場を後にする。ポーグナーも止むを得なく席を立ちヴァルターも歯噛みしながら憤然と姿を消した。
 しかしザックスだけは残り一人座り込んでいた。そうしてここで呟くのだった。
「さて、どうしたものかな」
 何か考えているようだったがやがてその思考を止め彼も席を立った。そうして彼も自分の家に戻るのだった。

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