第十話 熱血!ぶっ飛ばせなまけ玉!
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誰かが食べた跡が残っている。
「あかねちゃん・・・これを食べちゃってこうなったんじゃ・・・」
「・・・・・・・・」
闘破が考えるとジョーカーが姿を現した。
「あなたもこの世界の物を口にすればそうなれますよ?」
「何だと!?・・・!!」
明らかに罠と言っているジョーカーの言葉に闘破はあかねの目の前に置かれていたお好み焼きを口に居れた。
「闘破さん!」
闘破の行動に仰天するみゆき。すると闘破は・・・
「確かにこの世界は便利かもしれない・・・けどな!この世界のお好み焼きよりあかねの作ったお好み焼きの方が何倍も美味いぜ!」
正気を保っていた。それを見て面白くなさそうなジョーカー。
「く・・・ならキュアサニーはどうでしょうね?・・・それに皆さんも・・・」
ジョーカーの言葉にみゆき達の様子が変になってきた。
「う・・・何これ・・・」
「気持ち悪い」
空間そのものに押しつぶされそうになってるみゆきと口を押えるやよい。
「どうして・・・いるだけなのに・・・」
「これは・・・空間そのものに効果があるのでは?・・・長くいれば私たちもあかねさんのように・・・」
なおの疑問をれいかが冷静に分析し時間制限を考える。
すると闘破はカウンターにもたれ掛っているあかねの元に駆け寄った。
「あかね!おい!しっかりしろ!・・・ふん!!」
眠っているあかねを闘破が背中を起こして喝を入れるとあかねは力なく目を覚ました。
「・・・・・・」
死んだように目の光の無く何も答えないあかね。すでに心が閉じられようとしているのか闘破はあかねの目の前で人差し指を立て左右に振るがあかねの反応がない。
「どうしよう!あかねちゃんがまたなまけ玉に・・・」
「・・・前よりもひどい」
みゆきが頭を抱えなおが状況の不味さをいうと闘破はあかねの目の前に手を翳し・・・
「かあああつ!!」
闘魂を注入した。
「!!」
するとあかねの身体がビクンとしなり目に光が戻った。
「あれ?闘破?ウチこんなところで何してんねん?・・・てかここウチのお店?・・・ええっと誰もおらへんからとりあえずウチのお店に入って・・・それでお腹空いたからお好み焼き食べて・・・う〜んっと」
と言った感じにあっさり怠け玉から立ち直ったあかね。戸隠流は催眠の類なら立ち直らせやすいらしい。
するとみゆきは・・・
「闘破さん・・・一体何者?」
以前身体を張った身としては少々悔しいようである。
兎に角!
「あかねちゃん!ここは兎に角一緒に戦ってジョーカーをやっつけよう!」
「ほえ?おう!!」
みゆきのやけくそに空気を読んだあかねは変身
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