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IS 〜インフィニット・ストラトス〜 日常を奪い去られた少年
第07話
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いた俊吾はリゾットとカツ丼をカウンターで頼み、出てくるのを待った。すると、カウンターのおばちゃんが旬後に話しかけてきた。
「今日は二つ頼むなんてどうしたんだい?」
「ん?ああ、もう一個はシャルルの分なんだ。今日はちょっと体調悪いみたいでさ」
「なるほど、だからリゾットなんだね……。薬は大丈夫かい?ないなら用意するけど」
「薬は部屋にあるから大丈夫だよ。心配してくれてありがと、おばちゃん」
「いやいや、ここの生徒は私の娘みたいなもんだしね。あんたらは息子だよ?だから、やっぱり心配になるんだよ」
このおばちゃんもいい人だなぁ……。基本、この学園にいる人はみんないい人だな。女子しかいないけど。
少しの間、世間話をしていると食事が出てきた。
「はい、お待たせ」
「ありがと」
俊吾はトレイに乗った二つの商品を持って、部屋に向かった。
そして、部屋の前に到着。だが、問題に直面する。
「やべ、どうやってドア開けよう……」
部屋の中にいるシャルルを呼ぶにしても、あの格好じゃ危険すぎる。かと言って、他の方法はない。仕方ない、呼ぶか。
そう思い、呼ぼうと思ったらドアが開いた。
「あ、俊吾。丁度良かった。そろそろ来ると思ってたんだ。入って」
「お、おう」
タイミングが良すぎて面食らった俊吾だったが、直ぐに部屋に入りトレイをおいた。
「シャルル、開けてくれたのは嬉しいけど、今の格好を他のやつに見られたら大変だろ」
俊吾がそう言うと、シャルルは自分の体を見て言う。
「む、胸のことを言ってるの?」
「いやまぁ、それもあるけど。一番は気が抜けてるせいか、完全に仕草が女子になってるんだよ」
「あ、確かにそうかも……。ごめん」
「こっちも助かったから別にいいよ。それよりも、早く食おうぜ」
二人は備え付けられている椅子に座り食べ始めた。
「そういえば俊吾。前、一緒に食べた時もカツ丼食べてたけど、カツ丼好きなの?」
「まぁ、好きな部類に入るな。特別好きってわけじゃないけど、今日はカツ丼の気分だったんだ」
「ふふっ、カツ丼の気分って、俊吾も面白いこと言うね」
微笑みながらシャルルは言った。その微笑みに寒気を覚えたが、気にしないでカツ丼を食べ続けた。
少しすると、二人は夕飯を食べ終え寛いでいた。
「そ、そういえばさ」
どこか言いづらそうにシャルルは口を開いた。
「俊吾って女の子苦手なの…………?いやほら、何か一夏と話す時と箒さんたちとで口調違うからさ」
………………今ここでそれを言いますか、シャルルさん。もっとタイミングってものがあったんじゃないですかね。気にしないようにしてたのに、ぶり返さないで貰い
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