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IS 〜インフィニット・ストラトス〜 日常を奪い去られた少年
第07話
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るか。

「じゃあ、ヒントだ。俺たちが……いや、セシリアさんと鈴さんも含めた俺たちのISは第何世代機だ?」

「第三世代機だな」

「じゃあ、シャルルは?」

「第二世代機だな」

「それから分かることは?」

「…………う〜ん」

「………………まぁ、いい。説明を続けるぞ」

俊吾は一夏はやっぱり一夏だったということを確認して続けた。

「デュノア社は第二世代機のラファールをメインとしている。だけど、第三世代機だけはどうしても開発できない。世界では第三世代機の研究が進んでいるのにだ。だからこそ、デュノア社は経営不振に陥り始めた。それで、シャルルが何で『男装』していたかというと」

やはりシャルルは男装の部分に反応した。

「俺たちに接触しやすかったからだ。それで娘のシャルルに男装させてIS学園に送り込んだ。この時期になったのは男の作法と言うかそんな感じの事を教えられてたんだろう。男としての仕草に違和感がなかったしな。で、無事に入学して俺達とも無事に接触できた」

俊吾は少し一息入れ続ける。

「デュノア社としては、部屋割りで俺と一緒になるように言ったんだろうな。と言うか、俺に積極的に接触するように指示した。それがダメだったら一夏に接触して、ISのデータを盗むように言われた。大方そんな感じだろ」

俊吾は一息入れ、机の備え付けの椅子に座った。

「なぁ、俊吾。質問なんだけど」

「ん?どうした?」

「何で俺じゃなくて俊吾に積極的に接触しろって言ったんだ?」

「俺のISの方がラファールに似てるからだよ。拡張領域と後付武装が多い俺の黒天慟の方が参考になりやすいからだ」

「なるほど……」

一夏が納得して、取り敢えず場は収まった。

「それで、シャルル。俺の予想はこんな感じだがどうだ?」

シャルルは少し間を置いてから言った。

「殆ど当たりだよ。流石だね、俊吾」

シャルルは気分を落ち着けるように、深呼吸してから話し始めた。

「違うところは僕がデュノア社の娘じゃなくて愛人の子って所だよ」

一夏と俊吾は息を飲んだ。それを気にすることなくシャルルは続ける。

「僕のお母さんが病気で死んじゃって、誰にも引き取られないからってデュノア社に呼ばれたんだ。そこで、ISの適正審査をして適正が高いからデュノア社の養子っていう形で入ったんだ」

シャルルは少し悲しそうな顔をしながら続ける。

「それでデュノア社の正式な養子になったら、本妻の人に叩かれたんだ。何が起こったか分からなかったけど言われて気づいたよ。僕なんかが歓迎されてる訳がないってね。それで、デュノア社のテストパイロットをやらされたよ。まぁ、あとは俊吾の予想通りだね」

全てを言い終えたシャ
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