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ガールズ&パンツァー もう一人の転校生
協力要請
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新潟県立上越高等学校が反大狩流をした次の日。
私は青葉女子学園に来ていた。
それは私たちの状況を打開するのには一番効率が良いと考えたからです。
「すみません。私は新潟県立上越高等学校に所属する大木詩音と言います。生徒会長の藤原雫殿にようがり参りました。」
事務には多分商業科の女子生徒が座っていた。
「わかりました。生徒会室までご案内します。」
「お願いします。」
生徒会室に向かって歩いていると周囲の視線を凄く感じた。
向けられる理由はわかっている。
でも理解してほしい。
みんなが思っているような人はごく一部であることを。
「ここが生徒会室になります。」
はやっ!
「ありがとうございます。」
まずは息を整えてから
よしっ!
コンコン
「失礼します。」
「こちらへどうぞ。」
免れたのは座敷。
ここの生徒会長は和式がすきなのかな?
「それでなんのようかしら?」
「私は上越高校二年の大木詩音と申しもうします。生徒会長である藤原雫殿に支援要請を求めにやって来ました。」
「支援要請ねぇ〜。裏切りに協力しろなんて言われて言うこと聞くとでも思っているの?」
この人は私が来た理由を勘違いしている。
ただ私は上越高校の仲間を助けたいだけなのに。
「それだったらお断りだよ。」
「そんなの分かっています。私が来たのは反乱派の鎮圧に協力してほしいだけです。」
「へぇ〜。あなたは自分達では止められないと言うことかしら。」
「そうかもしれません。わたしたち大狩派の戦車は大半壊されてしまいました。いま私たちに残されているのは五両のみ。どうか力を貸してください。」
私は頭を下げた。
「分かったわ。そもそも上越高校の生徒会長から話はきてましたから。」
「えっ?ではなんで酷い言い方をしたのですか?」
「あなたを試していました。」
「えっ?。なんで私なんかを試したんですか?」
私を試す理由なんかない。
「私たちは同じ大狩流派に属していますが学校単位では敵同士。それならば疑うのは当然はないですか。」
ごもっともな意見だ。
「でもあなたは礼儀をよく知っている。そんなあなただから私はあなたに協力したいと今思いました。」
なんだか認められた気がしない。
でもこれで援助してくれるなら問題はない。
これで少しは戦力の増強ができた。
「それではすぐに上越高校学園艦が停泊している静岡県沼津港に向かってください。」
「分かったわ。」


「会長。大狩流戦車道委員会の決定で上越高校Aチームの殲滅が行われるようです。我が校にも役割が来てます。」
と言うことは協力はできないかも知れないですね。
「私たちの役目はなんなの?」
「私たちは上越高校Aチームの殲滅みたいです。」
「それはよかった。」
約束は果たせそうですね。

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