朝
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皆さん、おはようございます!御伽勇真です!
突然ですが、男なら一度は経験してみたい事ってありますよね、例えば美少女とデートしてしてみたいとか、世界最強になってみたいとか、ゲームの中に入ってみたいとか、いろいろありますよね、でも実際にそんなことがあったら困りますよね
・・・え?そんなことない?いやいや困りますよ?実際に俺は今、困ってます・・・
「・・・スゥ・・・スゥ」
と、寝息を立てながら眠るシロン、しかも俺を抱き枕にして・・・
なぜだ!?なぜこうなった!?
美少女と一緒のベットで寝る、それは嬉しい!すごく嬉しい!でも、実際にそうなってみろ!混乱するは、緊張するは、恥ずかしいは、とんでもないことになるぞ!!クソッ!微動だにできねぇ!てかコイツ結構胸あるな!いや、それはどうでもいいよ!
ちなみにこうなったのにも理由がある、それは昨日の夜のこと、俺達は寝る前になって気づいた、ベットが一つしかない、さすがに一緒に寝るのはまずいので、俺は床で寝ると言った、しかしシロンは主を床では寝かせられないと言った、そして俺達は数分間話し合って、結局一緒に寝ることになった、なんて後悔していると小さな声が聞こえた
「・・・ん・・ん」
シロンが起きたようだ、ふぅ、良かったようやく解放される、そして俺とシロンは食堂に向かった
「盗賊?」
俺は朝食を食べながらシロンからある話を聞いていた
「はい、最近この辺りを襲っているらしいですよ」
と、シロンは答えた
「で、こんどは俺にその盗賊を壊滅させろとでも?」
俺が聞くが予想どうりの答えが返ってきた
「はい、そのとうりです、マスター」
「そうか、わかったけど、危険性は?またあんなめにあうのは嫌だぞ」
あんなめとは、遺跡でモンスターに追い掛けられたことだ
「大丈夫ですよ、今のマスターなら楽勝です!それに私がマスターを守りますから!」
シロンはそう言うと、すこし少し間を開け
「だから、もうあんなムチャしないでくださいね・・・?」
と、若干目を潤ませながら言った
ウッ、だから俺、女の子に泣かれるの苦手なんだってば・・・
「わかった、わかった、もうあんなムチャしないって、俺だって死ぬの嫌だからな」
「本当ですか?絶対ですよ?約束ですよ?」
「ああ、絶対だ、約束する」
と、俺が言うと、シロンは嬉しそうに微笑んだ
まったく・・・死にたくはないけど、これでますます死ぬわけにはいかなくなったな
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