暁 〜小説投稿サイト〜
世界の片隅で生きるために
天空闘技場編
飛行船で天空闘技場へ
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思ってるわけ?
 確かに、原作でもヒソカ戦前に花束たくさんもらってたし、さぞやおモテになられていたんでしょうが。
 そんなんだから、ヒソカに負けるんだよ。

 心中ではこんなことを思いながら、必死に笑みを浮べている私。
 はたから見たら、微笑を浮かべて和やかに談笑する二人に見える辺りが色々と終わってる気がしないでもない。

「まあ、そんなところです」

 常に笑顔で相手をだませ! としつこいくらいに師匠には言われていたけれど、流石にもう顔がひきつりすぎて無理。
 早く、オーダーした料理よこい。
 速攻食べて部屋に逃げる。
 これ以上関わりたくない。



 結局。
 その後、料理が来るまでに散々色々聞かれたのだが、ほとんど上の空で対応した私は悪く無いと思う。

 ……何聞かれたのかすら覚えてないけど。

 もちろん、さっさと食べて礼を言ってから有無を言わさず一人で部屋に帰った。
 部屋まで送るとも言われたけれど、丁重にお断りしたのは言うまでもない。
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