第108話 幸福の花(ハピネスフラワー)
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ちしております。』
そこで手紙は終わっていた。
ト「僕たち、幸福の花のみなさんに、勝負を挑まれちゃいましたね。」
グ「こんなお願いされたの、人生初だぞ。」
私たちの事を尊敬してるギルドがあったとは、思わなかったよ。
ユ「どうするのエルザ?」
エ「せっかくのお誘いだ。断るのも相手に失礼だからな。この勝負、受けて立とうではないか。」
ナ「おっしゃーーーーー!!燃えてきたぞーーーーー!!!」
フ「言う前から燃えてるだろ・・・」
ハ「あい。それがナツです。」
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とゆうわけで、あの後エルザが手紙の返事を出して、送られてきた地図を見ながら、幸福の花のギルドに向かっているってわけ。
ル「ところでマヤ、大丈夫なの・・・?それ持ってて・・・」
ルーシィが私が穿いている白いショーパンのポケットを心配そうに見る。
マ「大丈夫大丈夫!!ずっとポケットに入れておけば平気だよっ!!」
実は、マスターの命令で、私は火炎石を持って幸福の花のギルドに行く事になっちゃったの。マスターは、
マカ『心配せんでもえぇわい。きっと、何かの役に立つはずじゃ。』
って言ってたけど・・・
ウェ「何に役立つんでしょうか?」
シャ「それが分かれば悩まなくて済むわよ。」
エ「マスターの命令ならば仕方無い。」
エルザが運転席から言う。マスターは、何を考えているんだろう?
ナ「ぉぉぉ・・・し、心配、する、な・・・うぷ、か、必ず・・・守って、やる、か、ら・・・あぷ・・・」
ユ「かっこいい事言ってるけど・・・」
グ「その状態じゃあ、台無しだな。」
上からユモとグレイがダメだしする。でも、私は嬉しかった。
ショ「みんな、見えてきたぞ。」
ショールの声にみんな窓から顔を出す。ナツは違う意味で顔を出すってナツ!あまり顔を出しすぎると落ちちゃうよぉ!?
ル「え・・・?」
リョ「あ、あれって、本当に・・・」
フ「ギルド、なのか?」
ナ「おぷ・・・」
私たちが見たものは、お屋敷のような建物。お屋敷の周りをぐるーっと小さな川で囲まれていて、水車がくるくる回っていて、庭が広くて、縁側がついている、どこからどう見てもお屋敷。でも、お屋敷の入り口には、幸福の花のギルドマークが書かれていたから、ギルドで間違いないみたい。みんな魔道四輪から降りる。エルザがドアを力強く叩くと、中から金色のおかっぱ頭に、黄色の着物を着た小さな女の子が出てきた。女の子は私たちを見ると目を輝かせて、
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